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金朝第4代皇帝、海陵王(1122-1161)は熱心な中国文化愛好者で、女真人の間ではすぐれた教養人であった。従弟の第3皇帝熙宗を殺して即位し、女真の旧習をすてて金を完全な中国的国家に作りあげようとし、皇族諸王や女真人有力者を殺害して反対勢力を根絶し、官制を改めて皇帝権の拡大をはかり、1153年旧都上京会寧府から燕京(北京)に遷都した。さらに南宋平定を企てたが、揚州で部下の顔元宣のために殺害された。死後、帝位を奪われて海陵王となり、のち庶民におとされた。
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