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2013年12月 7日 (土)

イザベラ・バードの日本人通訳

0003_r   イギリス人女性のイザベラ・バード(1831-1904)が日本に来たのは、明治11年のことであった。イザベラは横浜で伊藤(画像)という青年を通訳兼案内人として雇い、東京を起点に日光から新潟、山形、秋田、青森を経て、北海道まで北日本を旅行している。イサベラは著書『日本奥地紀行』で伊藤という青年を、狡猾な面もあるが、通訳としては優れていることを記している。たとえば「彼は普通の英語とは違って立派な英語を話したがっており、新語をおぼえようとしているが、正しい発音と綴りも身につけることを切望している。毎日、彼は私が用いるが彼には良く分からない単語を全部ノートに書き付けて、晩になると私のところへもってきてその意味と綴りを習い、日本語の訳をつける」とある。この伊藤という青年は、最近の調査で、伊藤鶴吉(1857-1913)であることが判明している。イザベラ47歳、伊藤鶴吉20歳の日本での旅行であった。だが伊藤の晩年について、詳しいことはなにも知らない。(Isabella Bird)

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