« 河村瑞賢「小田原での決心」 | トップページ | イザベル »
江戸時代に茶道が発達し、昼食と夕食との間にお茶を飲む習慣が生れる。八つ時(午後2時)に食べることから、その時、お菓子を食べることを「おやつ」というようになった。「おやつ」という古風な言葉はいつまでも残り、決して死語になることはない不滅の日本語だろう。英語 snack と coffee breakをわずか3音で満たしている。ただし「おやつ」は女性語で男子は使わなかった。
大阪では「おちん」という。語源は2つの説がある。使いの子供に与える駄賃から転じて「お賃」となった。もう一つは、おやつを知らせる鐘の音が、ちんちんと鳴ったから。
名前:
メールアドレス: (ウェブ上には掲載しません)
アドレス(URL):
内容:
コメント