おバカな映画
相武紗季の「NECK ネック」(2010)を観る。ネック・マシーンというお化け開発装置がばかばかしい。ホラー・コメディというジャンルは竹中直人の「山形スクリーム」を思い出した。あのときも成海瑠子で観てしまった。バカバカしさ満載のホラー・コメディはカルト映画としての評価を狙っているのだろうか。ジェーン・フォンダの「バーバレラ」(1967)にもオルガスマトロンというセックス拷問装置が登場する。漫画の世界のようなバカバカしさを楽しむ心のゆとりが生まれたのであろうか。「NECK」にも見所はある。「ゆかり」という小学生に未来穂香が出ている。どうみても小学生にはみえず、本当は中学生。穂香を売り出しのためだけに起用したのであれば監督はかなりいい加減な姿勢で作っていることになろう。翌年「鈴木先生」で注目され、「ザ・テレビジョン」で2013年ブレイク予想1位の美少女である。おバカな映画といえば、三池崇史監督「愛と誠」(2012)は代表だろう。妻夫木聡が西城秀樹の「激しい恋」や武井咲「あの素晴らしい愛をもう一度」を歌う70年代懐メロ・インド風ミュージカル映画。伊原剛志が学ラン姿で「狼少年ケンのテーマ」を熱唱する。
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グウィネス・パルトロウとジャック・ブラックの「愛しのローズマリー」、キャメロン・ディアスがチャーミングな「メリーに首ったけ」、マーティン・ローレンスの「ビッグママ・ハウス」など、おバカな映画で笑えます。
投稿: イクチャン | 2014年3月22日 (土) 22時23分