死刑を考える
本日は「シティズ・フォー・ライフの日」。世界500都市以上で行われる死刑制度廃止運動の日。1786年のこの日、神聖ローマ皇帝レオポルト2世(1747-1792)がヨーロッパでは初めて死刑制度の廃止を宣言した。イギリスでは1949年に起きたエヴァンズ事件の死刑執行で冤罪の可能性が高いことが判明し、死刑廃止運動が起こり、1969年死刑を廃止した。
日本は死刑制度存置国であるが、いま国際社会からは死刑執行停止が強く求められている。しかし、日本人の世論では8割が死刑を容認するという調査結果もある。そして死刑判決数、執行数も近年、増加している。日本人もあらためて死刑制度を論議する必要がありそうだ。(Cities for Life Day)
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