オイラーの多面体定理
「多面体において頂点の数から辺の数を引き面の数を足すと2になる」というのは「(?)の多面体定理」というでしょう?答えはオイラーの多面体定理。回答者はまじめそうな大学生でストレートで正解だった。わたしは分からなかった。多面体の頂点の数を「v」、辺の数を「e」、面の数を「f」とすると、これらの間には、オイラーの多面体定理とよばれる次のような関係がある。
v-e+f=2
正4面体 (v,e,f)=(4,6,4)
正12面体 (v,e,f)=(20,30,12)
正20面体 (v,e,f)=(12,30,20)
切頂20面体 (v,e,f)=(60,90,32)
(サッカーボール)
レオンハルト・オイラー(1707-1783)は18世紀スイスの数学者。円周率の記号に初めてπを使ったのはイギリスのウィリアム・オートレッドまたは、ウィリアム・ジョーンズとされているが、πが一般に使われだしたのは、1748年にオイラーが使ってからである。
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≪…v-e+f=2…≫は、
1+1=2 に通じる。
智働き〇□で数創る
数進むもろはのつるぎ絵本観る
投稿: 「草枕」で数学 | 2021年11月17日 (水) 07時06分