収集マニア
歌手の嘉門達夫の趣味はバッジの収集。小学6年のとき大阪万博で親友と競って64個集めたのが始まりという。2005年の愛知万博でも二人は競って230個を集めたが親友は2006年に肺がんで他界した。嘉門は上海万博で彼の分まで集めて、ピンバッジ470種類を付けたジャケットを身にまとってライブを行った。ちょっと泣かせる話だ。
趣味のなかでも、雑貨を一つに集中してコレクションすることは楽しいだろう。根気と暇があれば誰でも始められる。際限ないところが魅力ともいえる。切手収集は趣味の王道というが、絵葉書、トレカ、カード類、フィギュア、こけしなどの民芸品、マスコット人形、ブリキ玩具から栓抜き、マッチ箱、箸袋、めんこ、貯金箱、オルゴール、矢立、映画のチラシ、ペナントなど対象は無数にある。川端康成のように古美術の収集というのはお金がなければできないが、グリコのおまけ(森永卓郎)、昆虫標本(中島美嘉)、箸置き(古田新太)のように収集は楽しいだろう。己の経済事情の許せる範囲内ですることが大切である。
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