本日は「将棋の日」。将棋好きの徳川吉宗が、この日を「お城将棋の日」とし、年に1回の御前対局を制定したことに因む。2013年10月、奈良市登大路町の興福寺旧境内の井戸跡から、「酔象(すいぞう)」と墨書された将棋の駒が発見された。一緒に出土した木簡に「承徳二年」(1098年)とあり、酔象では国内最古となる。「酔象」は現代の本将棋にはないが、駒数が最も多い大将棋や中将棋で用いられた駒。真後ろ以外の7方向に進み、敵陣で成ると王将と同じ動きをする。将棋の起源は古代インドの「チャトランガ」とされるが、日本への伝来は、奈良時代の遣唐使・吉備真備が中国から持ち帰ったのが最初とされる。
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