交通事故死の歴史
24年前のこの日、米国アリゾナ州でアイドル歌手、志賀真理子が交通事故で19歳のはかない命を終えた衝撃はいまでも忘れない。
自動車の交通事故で亡くなった人といえば、1928年のイタロ・ズヴェーヴォ、1931年の映画監督ムルナウ、1949年のマーガレット・ミッチェルなどが古いところでいる。1954年ボクサーのピストン堀口は泥酔して線路上を歩いているところを列車にはねられて轢死。36歳だった。ジェームズ・ディーンや大場政夫などの若者の死も印象的である。ジャズ・ベース奏者スコット・ラファロは1961年7月6日、ニューヨーク州ジェニヴァ近郊のフリントを愛車を飛ばして亡くなった。まだ25歳だった。事故のわずか10日前、ビル・エヴァンズ、スコット・ラファロ、ポール・モチアンからなるヴィレッジ・ヴァンガード・ライブを公演したあとだった。エヴァンズはラファロの死のショックから半年間家にひきこもって、まったくピアノを弾こうとしなかった。1982年のグレース・ケリー、1997年のダイアナ妃など美女の事故死も惜しまれる。阪神大震災のとき兵庫県知事だった貝原俊民は2014年11月13日、交通事故で亡くなった。
イタリアの小説家イタロ・ズヴェーヴォ(1861-1928)は現在では「ゼーノの意識」(1923)で高く評価されている。 Italo svevo,11月23日
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