犬も歩けば棒にあたる
「犬も歩けば棒にあたる」とは、犬がふらふら歩いていると、棒で殴られるような災難に遭ったりすることから、余計な行動は慎むべきであるという戒めである。一方で、この言葉は積極的に出歩いていると思いもかけない幸運に出会うことがあるという意味でも使われる。「棒」を「災難」と読むか「幸運」と読むかで、まったく逆の意味になる。江戸時代の半ば頃から、両方の意味が存在した。
イギリスにも同類のことわざがある。
A flying crow always catches something.(飛んでいる鳥はいつも何かを手にいれる)
The scraping hen will get something.(足でかき回す雌鳥は何かを手に入れるが、うずくまる雌鳥は何も得ない)
ドイツには「己の運を信じる者くらい、運のよい者はいない」がある。
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( ̄ー ̄)ニヤリ
男が歩けば女にあたる・・・・
女が歩けば男にあたる・・・・
歩かないと駄目だということか・・・?
投稿: 根保孝栄・石塚邦男 | 2013年11月26日 (火) 05時55分