冬枯れの中に咲いて、ひそやかなうちにも華やぎを感じさせる山茶花(さざんか)。杉本秀太郎は「花ごよみ」という本の中で、「山茶花は、白い花でなくては冬の身が締まらない」と書いている。だが大川栄策の歌「さざんかの宿」には「♪赤く咲いても冬の花」という文句がある。山茶花には白やピンクや赤など様々ある。さざんかの図案の切手にも白と赤がある。
山茶花にあるは霙の降る日かな 河東碧梧桐
雨よりも雨音淋し冬に入る 山内山彦
明日は立冬。
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