逃げる目覚まし時計
目覚まし時計が初めて製造されたのは16世紀のドイツであるが、ゼンマイ式の目覚まし時計が日本に登場するのは明治末期のことで110年あまりが経過した。「ナンダクロッキー」は朝起きることが苦手で、ありきたりの目覚まし時計ではまったく起き上がれないガウリ・ナンダ女史が自身のために考えついたユニークな目覚まし時計である。特徴は、設定時刻になると、ユニークなサウンドで時刻の到来を知らせるだけでなく、スヌーズ(一時停止)ボタンを押そうとする人の手をかわすかのように、2個の車輪がランダムな動きをして、目覚まし時計が別の場所に、逃げてしまう設定ができることだ。黙らせるには、部屋の何処かに行ってしまったナンダクロッキーを見つけ出し、本体のアラームスイッチをオフするしかない。Gauri Nanda
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