戦争を惹き起こした癌
聡明なプロシアのフリードリヒ皇太子は、左の声帯に腫れ物ができた。咽喉の専門家モレル・マッケンジーは癌の徴候はないと誤診して、そのために手術は行われなかった。フリードリヒは王位について(フリードリヒ3世)わずか99日後に咽喉の癌で死んだ。こうして、彼の息子で、知性ではるかに劣り、戦争好きのヴィルヘルム2世の運命的な統治が始まった。もし医師が手術をしていたら、フリードリヒ3世命は救われ、世界は第一次世界大戦の恐怖から逃れられたかもしれない。
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