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芸術のための芸術(アート・フォア・アート)は、19世紀のフランスで用いられ始めた標語。テオフィル・ゴーティエ(1811-1872)の言葉とされる。ポー、ワイルド等の唯美主義者によって主張された。芥川龍之介「地獄変」、谷崎潤一郎「細雪」などにも芸術至上主義の傾向がうかがえる。だがトルストイは「芸術とは何か」(1898)の中で文学の功利性を論じ、アート・フォア・アートに見られるデカダンを痛烈に批判している。
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