日本人は古来よりなぜか「北に向かう」ことが多い。義経「奥州下り」、芭蕉「奥の細道」、啄木「北の漂白の旅」、吉田松陰・坂本龍馬・土方歳三みな北の大地を夢見た。だが西欧人は違う。シェークスピアやゲーテは南のイタリアに憧れた。ゴッホは南欧アルルに住んだ。そしてゴーギャンは南の楽園タヒチとマルサケス諸島ビバオア島で過ごした。ゴーギャンはパナマ運河の建設に従事したことがある。わずか15日で解雇された。そしてカリブ海のマルティニーク島に行く。南太平洋にあるタヒチに渡ったのは1891年4月のことであった。
« 日本の死刑制度 |
トップページ
| 未完の絶筆 »
« 日本の死刑制度 |
トップページ
| 未完の絶筆 »
コメント