セザンヌとゾラ
セザンヌと「居酒屋」の小説家エミール・ゾラとは幼なじみである。ゾラはいち早く成功し、パリからエクスにいるセザンヌに励ましの便りを何度も送っている。ゾラは印象派の論客であったが、どうもその絵画観は印象派の理念には及ばないほどに旧式であった。のちにセザンヌをモデルにした小説「制作」を書くが、あまりにも小説的すぎ、セザンヌの絵の革新性は捉えていなかった。以後、2人の断絶は、ゾラが死ぬまで続くことになる。
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