無料ブログはココログ

« 或阿呆の一生「時代」 | トップページ | 実は歴史上の人物の子孫だった!? »

2013年6月15日 (土)

漱石とロシア文学

20070523081625    夏目漱石といえば英文学というイメージがあるが、実は晩年はドストエフスキー、トルストイから強い影響を受けていたらしい。遺作となった「明暗」はトルストイの「アンナ・カレーニナ」にインスパイアーされて執筆している。弟子の森田草平の話によれば「漱石は「アンナ・カレーニナ」について、大変によく出来た小説で他に比をみないであろう」という意味を洩らしたという。(『続夏目漱石』) 漱石も自分にもそういう風に書こうとすれば書けないことはない、という自負があったらしい。

« 或阿呆の一生「時代」 | トップページ | 実は歴史上の人物の子孫だった!? »

日本文学」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 或阿呆の一生「時代」 | トップページ | 実は歴史上の人物の子孫だった!? »

最近のトラックバック

2024年9月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30