植物、動物名には読めない漢字が多い。筕篖(アンペラ、こうとう)、虎杖(いたどり)、茴香(ういきょう)、五加(うこぎ)など難読語であろう。アジサイを「紫陽花」と漢字で書くのは常識の範囲かもしれないが、知らなければ音で読むことはできない。古く日本では「集真藍(あじさい)」または「安豆佐為」と書いていた。源順(911-983)が白居易の詩に「紫陽花」という紫色の香りの良い花があるのを知り、これをアジサイとした。ところが、その時代にアジサイは中国にはなく別の花だった。おそらくムラサキハシドイ(紫丁香花)のことだろう。中国でアジサイのことは「八仙花」「綉球花(しゅうきゅうか)」という。
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