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2013年6月14日 (金)

国語辞典に載ることば

   毎年多くの新しい言葉が生まれては消えていく。日本を代表する国語辞典「広辞苑」はこれまで10年に1度のペースで改訂している。新語・流行語が確実に定着したかが重要なポイントとなる。例えば、「ナウい」は1980年頃の流行語だが、広辞苑に載ったのは2008年の改訂版だった。これは一時的な流行語として消えるのではないかと改訂こどに判断して掲載を見送ってきた。しかし、流行から30年近く経て掲載されるようになった。

12154     「成田離婚」という言葉がある。「結婚したての男女が新婚旅行を機に離婚してしまうこと」で、1990年代後半の流行語。広辞苑ではやがて消えていく言葉と判断して未だ掲載されていない。しかし嘉田由起子が「小沢さんとは成田離婚ですね」と記者会見の場で説明した。(2012年12月)。嘉田は同盟が短期間に破棄されたことを比喩的に「成田離婚」と準えたのである。この使用法は国語学でいえば、禁じ手だと思うが、記者団にはストレートに通じ、呆れて物がいえない状況を生み出し、煙に巻くという作戦には見事に的中した。言葉は生きものなので、死語も使いようで生き返る。

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コメント

言葉は時代と共に微妙に変わっていくようです。
辞典、事典も時代と共に厚くなりますね。(・∀・)ニヤニヤ

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