無料ブログはココログ

« 斉藤慶子と斎藤佑樹 | トップページ | キンボール »

2013年6月 4日 (火)

酒場と腕相撲

Oliverreedgal431

    イギリスの肉体派俳優オリバー・リード(1938-1999)は60年代人気者だった。その野性的な風貌や粗野な感じが愛されたのだろう。「吸血狼男」で注目され、「脱走山脈」「恋する女たち」「赤ちゃんを永遠に」「三銃士」「四銃士」など。だが80年代以降は極度のアルコール中毒のため、そのキャリアは急落。1999年、「グラディエーター」のロケ先のマルタ島の港町バレッタの酒場で急死。ラム酒3本を空にし、水夫たちと腕相撲で5人を打ち負かしたあげくの心臓発作だった。まだ61歳だったが、彼らしい豪快な人生だったのかもしれない。

    酒場での腕相撲といえばヘミングウェーの「老人と海」のエピソードが思い出される。サンチャゴが若い頃、カサブランカの居酒屋で黒人の大男と腕相撲をするが、勝負がつかなくて朝になってやっと決着がつく。

9240

« 斉藤慶子と斎藤佑樹 | トップページ | キンボール »

映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 斉藤慶子と斎藤佑樹 | トップページ | キンボール »

最近のトラックバック

2025年4月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30