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静かに1人の女性が海を眺めている。ウィル・バーネットの「Woman and the Sea」(1960)はいろいろなことを想像させる絵だ。男の帰りを待っているのだろうか。「倚門の望(いもんのぼう)」という故事成語がある。あまり使われないが漢字検定には出題されるらしい。子を思う母の愛情のこと。「倚」はよりかかる意味。母親が家の門に寄りかかり、子の帰りを早く早くと待っていることから。「倚閭の望」(いりょのぼう)、「倚閭の情」ともいう。出典は戦国策。
Will Barnet
バルコニーであれ、玄関ポーチであれ、待てど暮らせど来ぬ人を宵待草のやるせなさ。古今東西おなじである。
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