世界最初の映画主題歌「ミッキー」
アル・ジョルソン、メイ・マカヴォイの「ジャズ・シンガー」(1927)が世界初のトーキー映画。これはヴァイタフォン方式といって映写中に映画と同調された音声を収録したレコードを同時再生するものだった。だがサイレントの時代でも生演奏の伴奏音楽はあった。ひとりのピアニストとかオルガン弾きがいたり、大きな劇場では10人以上の楽団による適当な調べが流れた。やがて映画会社が音楽部を設立して、プリントと一緒に楽譜とその指示書をつきつけたところもあり、1910年代まで続いた。
1918年マックセネットが当時の人気女優メイベル・ノーマンを主演にした「ミッキー」が世界最初の映画主題歌であるとされる。作曲者は無声映画の伴奏曲を書いていた二ール・モレイで、このテーマ曲はこの作品の伴奏に使われて、宣伝に大いに効果を高め、ポピュラー・ソングとしても有名である。(Neil Moret,Mickey)
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