梅の木学問・楠学問
梅は生長は速いが大木にはならない。そのように、進み方は速いが学問を大成させないで終わるのを「梅の木学問」と言う。一方、生長は遅いが大木になる楠のように、ゆっくりではあっても学問を大成させた場合は「楠学問」と言う。辞書にのっている言葉だが、恥ずかしながら初めて知った。いまの学校教育などは「梅の木学問」のような気がする。大学は入りやすいが、卒業が難しい、というようでなければならない。また大学卒業後も、研究を継続しているという人は百人にひとり、いや千人にひとりもいないかもしれない。学問というものは難しいものである。
« 1947年テレサ・ライトと津島恵子 | トップページ | 風が吹いている »
「ことば」カテゴリの記事
- 春は引っ越しのシーズンです(2025.03.07)
- 生成色(2025.02.17)
- けつのあなが小さい(2025.02.15)
- 裏急後重(りきゅうこうじゅう)(2025.02.05)
- 濡れ衣(2024.12.28)
コメント