TPP参加はトロイの木馬
トロイをめぐる10年の激しい攻防に、ついに終止符を打ったのは、オデュッセウス の案出した「木馬」の計略だった。工作の名手エペイオスがアテナ女神に指導されて造ったというこの巨大な木馬の空洞の胎内に、オデュッセウスは選り抜きの勇士たちとともに潜んだ。そして他の軍勢は、夜明け前に陣営を焼き払った上で船に乗り、テネドス島の沖に待機させておいた。
朝になって、ギリシア軍の陣地が空になり、木馬だけが残されているのを見たトロイ人たちは、敵が市の攻略をあきらめて帰国したものと思いこんで驚喜し、城門を通せぬほど巨大だったこの木馬を、城壁の一部を壊して市内に運びこもうとした。この折、プリアモス王の娘で預言者だったカッサンドラと、アポロンの祭司ラオコーンとは、ギリシア軍の謀計を見破り、木馬を焼くか断崖から海に投じることを強硬に主張した。ところがラオコーンが、ポセイドンに牡牛を犠牲にささげようとすると、突然2匹の大蛇が海から出てきて、そこにいたラオコーンのふたりの息子に巻きつき、これを助けようとした父親まで一緒に絞め殺してしまった。これを見て、ラオコーンが神聖な木馬の破壊を主張したたために神罰を受けたと信じたトロイ人たちは、もはやためらわずに木馬を市内に入れた。
するとその夜、彼らが勝利を祝う饗宴の酒に酔いしれ、油断しきって眠りこんだ真夜中に、隠れていた勇士たちが木馬から出てきて、城門を開けてテネドスから戻ってきた味方の軍勢を市内に引き入れ、市に火をかけ、不意をつかれてあわてふためくトロイ人たちに対して、殺戮と略奪をほしいままにした。こうしてトロイの男たちは、辛うじて市外に逃れ出ることのできたほんのわずかの落武者を除き、老人や子供たちまで容赦なく皆殺しにされ、女は捕虜にされて財宝とともに戦利品として分配され、栄華を誇ったプリアモス王の都は、一夜のうちに壊滅したという。
いま海外では日本はトロイだと囁かれている。「TPP参加は日本を救う」とグローバリストたちが、親切そうに日本に話しかけた。グローバリストの正体は一握りの人々が支配している多国籍企業群で、日本がトロイのように騙されて滅びる日も近い。
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ファティマ第三の預言とノアの大洪水について。
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第二次大戦前にヨーロッパでオーロラが見られたように、
アメリカでオーロラが見られました。
また、ダニエル書の合算により、
御国の福音が宣べ伝えられるのは、5月15日だと理解できます。
エルサレムを基準にしています。
2018年 5月14日(月) 新世界 +1335日
ダニエル9:2 イスラエル建国70年
2018年 3月30日(金) ノアの大洪水 +1290日 過越14日-15日
2014年 9月17日(水) ダニエル12:11 +0日
2013年 5月15日(水) ダニエル9:24 マタイ24:14 -490日 第一次中東戦争から65年
天におられるわれらの父とキリスト、
死者復活と永遠のいのちを確信させるものです。
全てあらかじめ記されているものです。
これを、福音を信じる全ての方、
救いを待ち望む全ての方に述べ伝えてください。
投稿: マタイ24 | 2013年5月14日 (火) 14時29分