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2013年5月 8日 (水)

岡本喜八「血と砂」

Chitosuna     鬼才岡本喜八が陽気でアナーキーな戦争活劇「独立愚連隊シリーズ」は1959年から1965年まで全部で7本ある。シリーズといっても登場人物の一貫性はなく軍隊内のはぐれ者軍団の活躍と佐藤允の怪演が見所。このシリーズ最終作「血と砂」では大スター三船敏郎のカッコイイ魅力があふれている。また慰安婦の団令子にもそそられる。13人の少年軍楽隊が全滅するラストも印象的である。少年兵を演じた俳優は東宝制作のテレビドラマ「青春とはなんだ」で見覚えのある顔が多い。木村豊幸、木下陽夫、樋浦勉、仲村紘一、阿知波信介ら。阿知波は多岐川裕美と結婚したが離婚、病気を苦に2007年、自殺している。

Photo
 樋浦勉(左) 中央の夏木をはさんで、木村豊幸(右)

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