1993年ロマーヌ・ボーランジェと宮沢りえ
宮沢りえ(40歳)が天海の代役を見事はたして観客は絶賛したという。20年前の1993年、人気絶頂時、貴花田との婚約および解消劇があった。のちに「すったもんだがありまして」が流行語。この年はめずらしくフランスもフレッシュな若手女優が現れた。「ふたりのベロニカ」のイレーヌ・ジャコブ、「さよならモンベール」のマリー・ジラン。そして「野生の夜に」「伴奏者」「ミナ」のロマーヌ・ボーランジェ(画像)は演技派として期待された。写真でみると宮沢と同じく激ヤセ。現在40歳でどうしているのだろうか。
20年の歳月は人を変えるが、いまも健在の大スターもいる。この年は「ジュラシック・パーク」が大ヒット。皇太子・雅子さまのご成婚があったのもこの年。ハリスン・フォード「逃亡者」、シルヴェスター・スタローン「クリフハンガー」、トム・ハンクス「めぐり逢えたら」、ケヴィン・コスナー「ボディガード」、サム・ニール「ピアノ・レッスン」「ジュラシック・パーク」、トム・クルーズ「ザ・ファーム」。女優では「氷の微笑」「硝子の塔」でシャロン・ストーンがセックス・シンボルとなる。デミ・ムーア「幸福の条件」、ジョディー・フォスター「ジャック・サマースビー」、ブリジッド・フォンダ「アサシン」、ジュリエット・ビノシュ「嵐が丘」「トリコロール」、ジュリア・ロバーツ「ペリカン文書」など。レオナルド・ディカプリオが「ギルバート・グレイブ」で、ブラッド・ピットが「リバー・ランズ・スルー・イット」で注目される。
日本のアイドルは所謂「冬の時代」だった。Winkがやや人気に陰りをみせ、森高千里「私がオバさんになっても」「渡良瀬橋」がヒット。高橋由美子、西田ひかる、三浦理恵子、瀬能あづさ、中嶋美智代らが正統派アイドルだった。ドラマ「あすなろ白書」で木村拓哉や西島秀俊が注目される。グロリア・イップも40歳。日本を訪れても誰も気づかないだろう。
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