名子役ハンター・カーソンはどうしているの?
ドイツを代表する映像作家ヴィム・ヴェンダースの「パリ、テキサス」(84)を観る。こんなに感動したのは久しぶりである。少し前に「まわり道」(75)をみたので、ヴェンダースのロードムービーはあらかじめわかっていた。もちろん「まわり道」にも出演していたナスターシャ・キンスキーがお目当てだった。登場が後半からなので待ち遠しかった。ヒューストンの風俗店。大きく背中がわれた赤いドレス。トラヴィスとの「のぞき部屋」での対面。ヌードシーンなど1つもなかったが、主人公の気持ちに自然と感情移入できた。それに母ジェーンを探す旅で息子ハンターと少しづつ心が打ち解け合うのもよかった。ロードムビーの最高傑作だろう。
もう30年前の作品。ハンター少年はどうしているのだろう。女優カレン・ブラックの実子で、本名もハンター・カーソンという。現在38歳で映画関係の仕事をしているらしい。「パリ、テキサス」から2年後の「スペース・インベーダー」では母カレン・ブラックと共演している。
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