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朝ドラ「あまちゃん」には春子が家出をした1984年ころの回想がよくでてくる。宮古と久慈とを結ぶ三陸鉄道北リアス線が開通し、これからは地方の時代、みんなが夢見ていた。ところで高度成長は都市圏の拡大、地方の開発をもたらしたが、地方人口の減少、独特の風土・文化の破壊もさけることができなかった。このゆがみの是正が焦眉の急となり「地方の時代」という言葉が1970年代末に長洲一二などによって提唱された。岩波の総合雑誌「世界」1978年10月号に特集「地方の時代」がある。1984年に流行った吉幾三の「俺ら東京さ行ぐだ」もこんな世相の諷刺とみてとれる。
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