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2013年4月30日 (火)

荷風の放蕩三箇条

Photo_8    本日は荷風忌。永井荷風といえば美女たちに囲まれた写真が印象的だ。売春婦イデス、清純なロザリン、吉野こう、藤枝静枝、芸者八重次など女性関係は多彩である。だがそんな遊び人の荷風も女性に騙された経験がある。

    荷風が関根歌に逢ったのは、昭和2年のこと。荷風48歳、歌21歳。歌は麹町の鈴竜と名乗り芸者をしていた。荷風は千円で彼女を身請けする。歌に店を持たせてから3年後に突然、歌が病気になった。中州病院に2ヶ月入院。医師の診断は「将来、発狂することになるだろう」と。回復する見込みなしと考えた荷風は歌と別れる。「お歌との関係今夕にてひとまず一段落を告ぐ、悲しいかな」と日記に書いている。しかし、荷風は歌にだまされていたようだ。歌は若い男と一緒に酒ををのんでいたことを隠すため、精神病のふりをして医師をだましたのである。

   僕は若い時から一種の潔癖があって、人の前では酔払わないこと。処女を犯さないこと。素人の女に関係しないこと。此の三箇条を規則にしている

   騙されたとわかっても、さすがに荷風は通の遊び人である。荷風の放蕩人生から学ぶことは多い。

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