ショパンの心臓
ポーランド生まれの作曲家ショパンは39歳のとき肺結核でパリで亡くなった。遺体はパリで埋葬されたが、彼の意向により、心臓は姉ルドヴィカによってポーランドに持ち帰られた、ワルシャワの聖十字架教会に安置され教会の柱に埋め込まれた。石柱には「あなたの宝の場所にあなたの心がある」(マタイ伝)とある。第二次世界大戦のとき、ワルシャワは壊滅状態となったが、奇跡的にショパンの心臓は無事だった。ワルシャワを破壊したドイツ軍はショパンの心臓の入った壷を廃墟の中から探り出し、別の安全な場所へ一時保管していた。こうしてショパンの心臓は戦火をくぐり抜けて再建された聖十字架教会に安置されている。(Frederic Chopin,Holy Cross Church)
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(゚ー゚)そうですか・・ショパンの心臓はワルシャワの戦火をまぬがれたのですか?
投稿: 根保孝栄・石塚邦男 | 2013年4月 4日 (木) 05時33分