DNAの日
1953年のこの日、ジェームズ・ワトソンとフランシス・クリックによるDNAの構造に関する論文が「Nature」で発表された。2人はモーリス・ウィルキンスとともに1962年ノーベル生理学・医学賞を受賞している。だがDNA発見はロザリンド・フランクリン(1920-1958)という若き女性科学者のX線回析写真の業績によるものが大きい。彼女は実験のため大量の放射線をあびて1958年に癌で亡くなった。
NHKのEテレ「ツタンカーメンDNA大解析」(2012年11月放送)。エジプト考古学者ザヒ・ハワスがミイラのDNA解析によって、第18王朝末期の王ツタンカーメンの父と母を明らかにする。2005年の調査により、ツタンカーメンはアクエンアテンとその姉妹の1人アンケセナーメンとの間に生まれたことが判明した。身長は165㎝くらいで、体格はかなり華奢である。番組はかなりキワモノでザヒ・ハワスはムバラク政権崩壊後、ペテン師と呼ばれ解雇されたり、米国との不正取引などが発覚し問題となっているらしい。「驚くほど一致していた」「奇跡的だ」と言っていたが、はたして解析データの信憑性はあるのだろうか。(Rosalind Frnklin,Tutankhamun,トゥトァンクアムン,アンケセンアムン)
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