ぐるっとマレー半島、ナコンシータンマラート
女優の野村佑香が船を乗り継いでマレー半島を37日間で一周する旅番組。映画「エマニュエル夫人」(原作エマニュエル・アルサン)は外交官夫人エマニュエルが異国でさまざまな性体験をする話だが、バンコク、香港、バリ島、セェイシェルなど東南アジアや南アジアが舞台だった。海のシルクロードの港町には西洋人と東洋人が交流する歴史と文化に彩られている。シャム王国3代の王ラーマ3世(在位1824-1851)はチャオプラヤ川を次々に遡ってくるヨーロッパの船をみて、シャムの将来を思い、ジャンク船への墓碑として船の形をした寺院を建立した。
野村はタイ南部ナコーンシータンマラートで影絵芝居を見せてもらう。お話は山田長政(1590-1630)の物語だ。長政は17世紀初頭、朱印船にのってシャムに渡り、アユタヤでは最高位まで昇進するが、左遷され、ナコーンシータンマラート(六昆)で没する。ワヤン・クリWayang Kulitという影絵芝居は、タイからマレーシア、インドネシア等の東南アジア諸国において広く行われていた。(Nakhon Si Thammarat)
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とても魅力的な記事でした。
また遊びに来ます!!
投稿: 職務経歴書の事務 | 2013年4月18日 (木) 10時21分