目力女優の元祖、及川道子
女性雑誌などで「目力メイク」などという言葉をよく見かける。モテ顔のトレンドとしてデカ目メイク、猫目メイクが若い女性の間で人気だ。「目力(めぢから)」という表現は比較的新しい言葉で、むかしは眼力(がんりき)といった。アイメイクがほどこされた瞳の魅力的なシンガー、浜崎あゆみが登場した2000年以降、個性的な女性を感じされるメイクとして注目されだした。目力の強い女優としては、柴咲コウ、黒木メイサ、真木よう子などが登場した。だがむかしから瞳の大きな女優は人気があった。かつて映画は男性が主役と決まっていたが、ヒロインが主役となる女性映画がつくられるようになって、内面の強さが感じられる目の演技ができる女優が求められるようになってきた。元祖「目力女優」は日本では及川道子(1911-1938)、ハリウッドではベティ・デイビスである。
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女性の魅力は目線にありますね。
投稿: 根保孝栄・石塚邦男 | 2013年3月16日 (土) 23時27分