バッハ 月明りの写譜
バッハには最初の妻との間に7人、2番目の妻との間に13人の子どもがいた
ヨハン・セバスティアン・バッハは、1685年のこの日、町楽師ヨハン・アンブロシウス・バッハの8番目の子(末っ子6男)としてチューリンゲンのアイゼナッハで生れた。父からバイオリンの手ほどきを受け、聖ゲオルク教会で伯父ヨハン・クリストフ・バッハの弾くオルガンに耳を傾けつつ成長する。9歳のとき母エリーザベトが死に、翌年父も後を追った。両親を失ったバッハはオールドルフの町で教会オルガニストをつとめていた長兄のヨハン・クリストフに引き取られ、この兄からクラビーアの演奏を教えられた。このようなエピソードがある。兄のところには当時の新しい楽譜がたくさんあった。しかし兄はどういうわけか楽譜を弟に見せてくれなかった。そこでバッハは、こっそりと書斎から楽譜を盗み出し、そして一同寝静まった後で、月の光をたよりに写し取った。このことが見つかって兄から散々に叱られたが、そのときにはその楽譜をすっかり暗記していた。バッハは作曲家としての基礎を学んだ。(Johann Sebastian Bach)
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