ぐるっと一周オーストラリア
オーストラリア最古で最大の都市シドニーは、世界でも屈指の美港をもつ。シドニーを出発点としてオーストラリア大陸をぐるっと一周。アルベリー、メルボルン、アデレード、ポート・オーガスタ、カルグーリー、バース、ジェラルトン、カーナーヴォーン、オンズロー、ポート・ヘッドランド、ブルーム、カザリン、テナント・クリーク、マウント・アイザー、ダウンズヴィル、マッカイ、ロックハンプトン、プリスベン、ポート・マックォリー、ニューカッスル、シドニー着。20の都市で、ちょうどシドニーと正反対の位置、つまり西オーストラリア州キンバリーにある小さな町ブルーム。ここは戦前、小船に乗って真珠採集する日本人が暮らしていた町である。和歌山県太地町出身の移民が多く、いまでは姉妹都市を提携している。同じ英語圏であっても、イギリス人の英語とアメリカ人の英語が違うように、オーストラリア人の英語は、また、そのいずれとも異なっている。発音の違いがあって、英米が「エイ」(ei)と発音するところを、オーストラリア人は「アイ」(ai)と発音する。オーストラリア旅行したアメリカ女性が現地で入院し、看護婦からyou're going home today.と言われたのを、you're going home to die.(おうちで死ぬように退院させてあげます)と聞き取り、ショックを受けて泣きくずれた、という話がある。
単語の中でもkangaroo(カンガルー)、koala(コアラ)、budgerigar(バジリカ、せきせいいんこ)などの名称は一般的になっている。こうしたオーストラリア産の単語は、chyack(チャイアク=からかう)、yakker(ヤッカー=骨の折れる仕事)、bodgie(ボジ=よた者)、widgie(ウィジ=女のよた者)、sheila(シーラ=少女)など、いろいろある。近年、オーストラリア出身の俳優がハリウッドで活躍するようになった。メル・ギブソン、ニコール・キッドマン、アビー・コーニッシュ(画像)。(Australia,Sdney,Bloom,Abbie Cornish)
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