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2013年3月 1日 (金)

頭蓋骨の穴

Trepanskull    古代の人骨をみると、世界中で穴の開いた頭蓋骨が発見されている。頭に穴をあける方法は、先にとがつた石をつけたきりに紐を巻き、弓を前後に引くというものだった。なぜ頭蓋骨に穴を開けるのか。これまで呪(まじな)いと考えられていたが、鋭利な武器のない時代、棍棒で殴られると、頭蓋骨内に内出血して脳が腫れて脳幹を圧迫するため、穴を開けて圧力を逃すという一種の治療法だった。愛知県の遺跡から出土した人骨では、頭蓋骨の穴が増殖細胞によって埋められ、手術は成功ししばらくは生きていたことが確認されている。ヨーロッパ中世ではトレパネーション(頭蓋穿孔)という民間治療として発達したが、からだに憑いた悪霊を追い出すためという呪い師の怪しげな手術が16世紀まで行われていた。(Trepanation)

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