パラレルな女性たち
昨日、我が家で開いた初めてのコンサートに出演していただいた壮馬さんとキムミジャさんと終了後、サンドイッチ・パーティーでおしゃべりした。「レッツゴー・ヤング」のビデオをみんなで見ながら音楽談義に華が咲いた。ミジャさんは松田聖子やヤッくんのファン。2年前に幼少の頃からの夢である「せかいへいわ」を目指して、壮馬さんとアンニョン・クレヨンを結成した。結婚、出産と時期が重なる。「パラレル(平行)で大変でしょうね」と私は話しかけた。私はこれからの社会のなかでの生き方でパラレルであることがキーワードではないかと思う。人は会社人間だけでよいのかと疑問があった。
東京の下町、墨東の商店街に「こすみ図書」がある。昆野純子さんは、仲間から貰った小説や漫画・情報誌奉仕など1000冊で自宅図書館を2年前に開いた。OLなので開館は休日だけ。本の貸出しはせず、ここで読むだけで、料金は取らない。長居する人にはお茶のサービスがある。ふつうならマンション暮らしをする女性が多いのに、なぜ?純子さんは「家でただ生活して会社に通うだけじゃさみしい。地域とかかわり、いろんなことをしたい」という。ドラッカーが提唱するパラレル・キャリアはいろんな捉え方があって日本男性社会では定着しないが、いま若い女性たちが、いろいろな夢の実現に向けて、たくましく挑戦している姿は美しい。
« イブン・バットゥータ誕生日 | トップページ | 坂本繁二郎 »
「女性」カテゴリの記事
- 龍馬の婚約者「千葉佐那」(2024.10.15)
- 岸壁の母(2022.12.17)
- 宇治原はスカーレット・ヨハンソンを知らなかった(2018.12.01)
- ファニイ・フェイスの時代(2020.04.16)
- 活動的なファーストレディ(2023.07.08)
コメント