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2013年2月25日 (月)

イブン・バットゥータ誕生日

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  イブン・バットゥータは1304年のこの日、北アフリカ・モロッコのタンジールで生まれた。イスラム教の掟では、少なくとも一生のうち一度は、聖地メッカに参詣しなければいけない。1325年、バットゥータは、モロッコのタンジールを出発しメッカへ向かった。この旅行を皮切りに、約30年間、遍歴漂白の生涯を送る。バットゥータ以前の旅行家には、プラノ・カルピニ(1182頃-1252)、ウィリアム・ルブルック(1215-1270)、モンテ・コルヴィノ(1247-1326)、マルコ・ポーロ(1254-1324)などイタリア人、フランス人などキリスト教徒が多かったが、バットゥータはイスラム教徒のアラブ系(出身はベルベル人の一部族なので、アラブとの混血かどうか不明な点はある)の旅行家で、アフリカ、エジプト、アジア、インド、中国と世界三大陸11万7000キロを踏破したといわれる。帰国したイブン・バットゥータはマリーン朝のスルタン、アブー・イナーン(在位1348-1359)の求めに応じて、自らの旅の記録を書記に書き取らせ、1355年12月9日に完成した。当時、宮廷にいたイブン・シュザイイは、この記録をもとに内容を取捨選択すると同時に、自分の見解や智識を加えて、「都会の新奇さと旅路の異聞に興味を持つ人々への贈り物」と題する旅行記を編纂した(1356年2月~3月、書写を完成)。

   インドのトゥグルク朝デリーでバットゥータは王様(2代ムハンマド・ビン・トゥグルク)に気にいられて、しばらく法官として仕えることになった。(1334-1341)ある日、宮殿の前の広場で死刑のために特別に訓練されたゾウを見て驚いたことが、旅行記「三大陸周遊記」には生き生きと語られている。(Ibn Battuta)

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