かわい子ちゃん
「かわい子ちゃん」といえばトト子ちゃん。もともとは、NTVのドラマ「男嫌い」(1963)で横山道代が演じた末娘が、男性に対して使った言葉で、このドラマから流行語として広まったといわれる(一説では1962年)。 もともとはデパート女店員の隠語。たとえば「あの学生、カワイコちゃんね」「まあね」などと使う。
同年の石坂洋次郎原作の日活映画「美しい暦」でも使われる。吉永小百合が芦川いづみの先生に対して「あたし、先生のかわい子ちゃんだって噂あるのよ。知ってる?」「あたし、本当に先生のかわい子ちゃんになってあげようか」という台詞。しかし間もなく、映画などではチンピラが若い娘に対して使うようになっている。現在でも、ほとんど男性が若い女性に対してして使われるようである。だだし、ナンパで「ねぇねぇ、そこのカワイコちゃん。茶しばきに行かへん?」は死語だそうだ。
「かわいこちゃん」のルーツ、なるほど、きめ細かいですね。(笑い)
投稿: 根保孝栄・石塚邦男 | 2013年3月 1日 (金) 23時42分