グロリア・スタイネム
今日セクシャル・ハラスメント(性的いやがらせ)という言葉がよく聞かれる。日本で最初に使われたのは1986年1月に起きた西船橋駅ホーム転落事件で、被告の女性を支援する団体(河本和子)がセクシャル・ハラスメントという概念を用いている。翌年には法律専門誌で紹介記事がある。(「セクシャルハラスメントと女性に対する性暴力」 富永由起子 自由と正義 38(12) 1987年11月)
セクシャル・ハラスメントはアメリカ女性誌「ミズ」の編集主幹グロリア・スタイネムの造語とされる。グロリアは高級クラブ「プレイボーイクラブ」に潜入、ホステスに取材し、「プレイボーイ・クラブ潜入記」(1985)を出版、女性の性の商品化を糾弾する。(Gloria Steinem,sexual harassment)
« ご当地ナンバープレート | トップページ | 東洋のレオナルド・ダ・ヴィンチ »
「女性」カテゴリの記事
- 龍馬の婚約者「千葉佐那」(2024.10.15)
- 岸壁の母(2022.12.17)
- 宇治原はスカーレット・ヨハンソンを知らなかった(2018.12.01)
- ファニイ・フェイスの時代(2020.04.16)
- 活動的なファーストレディ(2023.07.08)
コメント