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三島由紀夫の「愛の渇き」の冒頭に服部霊園のことが描かれている。「丘陵の森に囲まれた起伏に富んだ墓地のながめは清潔なものであった」 この付近は関西の高級住宅街で、有閑層の舞台背景に選んだのであろう。映画「愛の渇き」(蔵原惟繕監督)にも阪急宝塚線「服部駅」が写っている。未亡人に扮する浅丘ルリ子が妖しくも美しい。三島本人もこの映画を「炎上」(市川崑監督)とともに評価している。
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