自分の息子に種痘を接種したのはジェンナーではなかった
本日は牛痘種痘法を発明したエドワード・ジェンナー(1749-1823)の忌日。18世紀のイギリスでは天然痘はめずらしくなく、子どものうち3人に1人が3歳までに亡くなるという恐ろしい病気だった。1721年にボストンに天然痘がさかんになったとき、コットン・マザー(1663-1728)がトルコ式接種を提唱し、ワクチンで人工的に免疫を獲得させることをすすめた。これには反対も多かったが、医師ザブディエレ・ボイルストンは自分の息子に天然痘のウィルイを接種して成功した。この方法では危ない面があり、これを牛痘から種痘法を発見したのがジェンナーである。ジェンナーの逸話して知られる、息子に接種したという話はボイルストン医師の話が混同しているようである。(Eduard Jenner)
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