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日光には御免下駄(ごめんげた)という特殊な下駄があり、神官や僧侶などに正式な履き物として用いられたという。ふつうの下駄は2枚の歯がついているが、御免下駄は前の歯が最先端に後ろの歯が最後尾についているのが特徴である。この下駄の歯の部分などを改良して、明治中期ごろから、広く一般にも利用されたのが日光下駄である。その特徴は、台木の歯の形は八開き(はちびらき)になっており、足の裏があたる部分に竹の皮で編んだ草履表(ぞうりおもて)が縫いつけてあること、鼻緒が太く、台木には前に1か所の穴があるだけで、横の2か所は竹の皮の中に編み込まれていることなどである。
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