バヤンパンパン
クリント・イーストウッドの「白い肌の異常な夜」(1971)。邦題は何やらイヤラシイものを感じさせるが、原題「The Beguiled」は「人を魅きつける者」のような意味である。南北戦争で傷を負った兵士ジョンは女学校で手当てをうける。男に飢えた女たちは、やがて男の魅力にひかれて争うようになる。女校長のマーサは鋸でジョンの足を切り、手放すまいと異常な執念をみせる。校長を演じるのはジェラルディン・ペイジ(1924-1987)。米国ではとても有名な女優で1985年には「バウンティフルへの旅」でアカデミー主演女優賞を受賞している。むかしミュージカル映画「最高にしあわせ」(1967)にも出演していた。「白い肌の異常な夜」の頃はまだ47歳だった。(Clint Eastwood,Geraldine Page)
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