無料ブログはココログ

« 男和佐羅比(おわさらび)山 | トップページ | 戸籍の話 »

2012年12月24日 (月)

マカールの夢

51my4h2evwl__sl500_  シベリアの田舎に住むヤクート人の百姓マカールは、貧しく、いつも苦しい仕事に悩まされながら、飢えと寒さにおびえつつ、みじめな生活を送っていた。ちょうどクリスマスの前の晩、彼は、雪の野原に兎のわなをしかけておいたのを思い出して、兎狩りに出ていくが、途中で凍死してしまう。そして、死んだ彼は、天国に連れていかれ、神の前で裁きをうける。あたりには、翼のある天使が飛び交っていた。善の秤と悪の秤とがあって、生前のおこないが読みあげられるたびに、秤は右に下がったり、左に下がったりする。マカールの行いも善いことばかりではなかった。しかし、神の裁きは公平だった。マカールの犯した罪はみな、つらい労働や、みじめな暮らしのせいであったことが証明され、善の秤は、しだいに重くなって下がっていった。(ウラジミール・コロレンコ作) Makar's Dream,Vladimir Korolenko

« 男和佐羅比(おわさらび)山 | トップページ | 戸籍の話 »

「世界文学」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 男和佐羅比(おわさらび)山 | トップページ | 戸籍の話 »

最近のトラックバック

2017年8月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31