珍しい名字「笨(たけの)」
「笨」(ほん)という漢字は「竹の内側にある白いうす皮」という意味である。転じて「うすい」「粗末」という意味が生れた。名字で使われる場合、竹山の麓の住人が竹ノ本となって、竹と本が合体して「笨」(たけの)と読むようになった。久米が粂となつたのと同様である。(丹羽基二「地名名字事典」)
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