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1.39 出生率全国平均1.39人
12.0 NHK大河ドラマ「平清盛」平均視聴率は12.0%で過去最低
16 ユネスコ世界遺産文化遺産12、自然遺産4
38 ロンドンオリンピック日本人選手メダル獲得数38個は過去最高
48 AKB48「真夏のSounds good!」レコード大賞2連覇達成
53.9 大学進学率全国平均53.9%
115 京都の木村次郎右衛門さんは115歳で世界最高齢者
144 12ダースは1グロス
193 国連加盟国数
300 心臓の重さはおよそ300g
722 衆議院480人、参議院242人を合わせた国会議員数
1198 3年3ヵ月(1198日)続いた民主党政権は参院選惨敗で野党に転落
3017 プロ野球、野村克也の通算出場試合数
3779 日本国土総面積3779ha
10万 人間の髪の毛はふつう10万本くらい
聚楽第(京都市上京区)の本丸を囲む内堀の発掘が進んでいる。関白豊臣秀次の側室一の台とその娘お宮の方(1583-1595)は共に側室として聚楽第に住んでいた。ドラマ「大坂城の女」で稲野和子と山本陽子が演じている。一の台ははじめ三条顕実に嫁ぐが、お宮の方をもうけるとすぐに顕実は死去し、その後娘とともに秀次の側室になった。この母子は18歳の開きはあったが、同じ男を夫として同じ屋根の下で暮らすという奇妙な関係である。お宮は13歳であるが、ドラマでは成人した女で描かれている。1595年、秀次が謀反の疑いをかけられて高野山で自害すると、一の台をはじめとする一族妻妾30数人も京都の三条河原で斬殺された。
陶淵明は13年間役人生活をしたが、「われ五斗米(県令の俸給)のために腰を折る能わず」といって、41歳のとき彭沢県令を辞し、潯陽の郊外に住んで隠逸の士として過ごした。
今年は著名人の引退が話題になった年でもある。松井秀喜がプロ野球現役引退を表明した。38歳という年齢は最近では少し早いかもしれない。中山雅史45歳、金本知憲45歳、小久保裕紀41歳、宮本恒晴35歳。渡部恒三80歳、坂口力78歳、羽田孜77歳、福田康夫76歳、森喜朗75歳、与謝野馨74歳、鳩山由紀夫65歳。このほかに落選で政界から身を引く議員は多い。
17世紀オランダの画家ヘンドリック・テル・ブルッヘン(1588-1629)の名前を知っているだろうか。デベルテルに生まれ、ユトレヒトで絵画をアブラハム・ブルマートに学んだ。1604年から10年間ローマにあってカラヴァッジオの芸術から感化を受け帰国後、ユトレヒトで「フルート吹き」(1621)「クラウディウス皇帝」(1627)を描いている。41歳と早世だったが、彼の画風はレンブラントやフランス・ハルス、フェルメールの絵画の中に見つけ出せる。ルーベンスは彼をネーデルランドのすぐれた画家と批評している。
「グランド現代百科事典21」ではカッセル美術館所蔵の「フルート吹き」(Boy Playing a Recorder)の図版を掲げている。ところがウィキペディアでは異なる「フルート奏者」(Flute Player)という作品が掲げられている。2枚とも制作年は1621年。画風は大きく異なっている。一枚は胸をはだけたワイルドで貧しそうな男、もう一枚はきちんとした身なりの後ろを向いて顔がみえない青年。(Hedrick ter Brugghen,Abraham・Bloeaert,Kassel)
美術展覧会の始まりは、1667年4月9日、ルイ14の時代、パリで第1回のアカデミー・ロワイヤルが創設されたことによる。若干の断続はあったが、1881年まで続き、19世紀以降のサロンを形づくっている。2012年の主な展覧会を回顧する。雪舟の「山水長巻」の「大名文化の精粋」、ゴッホ「糸杉」のメトロポリタン美術館、フェルメール「真珠の耳飾りの少女」の「マウリッツハイス美術館展」、レーピンの「国立トレチャコフ美術館所蔵展」、エル・グレコ展、上野の森美術館「ツタンカーメン展」。ちなみにツタンカーメン展の土日祝日の一般入場料は3000円なり。王の墓にある棺や副葬品で金儲けをする者にファラオの呪いあれ。最近日本の仏像もお寺に安置している御本尊を美術館に晒し者扱いすることも遺憾である。
今年も早いものであとわずか。2012年の重大ニュースを振り返る。オウム平田容疑者が警視庁出頭したが、信じてもらえず、警察署を3件まわってようやく逮捕された。(1月) イタリアの豪華客船コスタ・コンコルディア号が座礁転覆事故(1月) ホイットニー・ヒューストンが滞在先のホテルで急死(2月) 赤西仁と黒木メイサが結婚。でき婚で赤西はジャニーズ事務所から謹慎処分(2月) 京都・祇園の交差点で暴走による死傷事故(4月) 関越自動車道で高速バスが事故(4月) 大津市の中学校で起きたいじめによる自殺事件が騒動に発展(7月) 消費税法の改正案が可決(8月) 前田敦子がAKBを卒業(8月) 尖閣諸島国有化で、中国で反日デモ(8月) 尼崎ドラム缶コンクリート殺人事件で遺体発見、角田美代子容疑者が獄中で自殺(12月) 中央道、笹子トンネルで崩落事故(12月) 衆議院解散総選挙、自民党が大勝、第2次安倍内閣が発足。田中真紀子、仙石由人ら落選(12月) 松井秀喜、引退(12月)
クリント・イーストウッドの「白い肌の異常な夜」(1971)。邦題は何やらイヤラシイものを感じさせるが、原題「The Beguiled」は「人を魅きつける者」のような意味である。南北戦争で傷を負った兵士ジョンは女学校で手当てをうける。男に飢えた女たちは、やがて男の魅力にひかれて争うようになる。女校長のマーサは鋸でジョンの足を切り、手放すまいと異常な執念をみせる。校長を演じるのはジェラルディン・ペイジ(1924-1987)。米国ではとても有名な女優で1985年には「バウンティフルへの旅」でアカデミー主演女優賞を受賞している。むかしミュージカル映画「最高にしあわせ」(1967)にも出演していた。「白い肌の異常な夜」の頃はまだ47歳だった。(Clint Eastwood,Geraldine Page)
毎年恒例で年末韓国ドラマ「冬のソナタ」を放送している。父の記憶のないミニョンはなぜ戸籍を調べようとしないのだろうか。もし母カンミヒの子をみればカン・ジュンサンの存在にたどりついたであろうに。韓国の戸籍事情の詳細はわからないが。
日本では戸籍のコンピュータ化によって、最近は証明書もA4横書きのスタイルに変更している。ことし6月青森でこんな事件があった。市役所市民課で戸籍を訂正する際に砂消しゴムで誤字を消す法令違反が607件も見つかった。本来なら、訂正記録を残すため、削除するところに線を引き、そこへ押印し脇に正しく書き直し、欄外に何字訂正したのかを記録する。一般の人から見れば、「砂消しゴムを使ったくらいで大げさな」と思うかもしれない。戸籍はもっとも重要な書類で、信頼性のためにも勝手に訂正すべきでなく、誤字もきちんと記録に残さなければならない。不動産の登記簿などの書類も同様であろう。このような事務処理イロハも守れなくなっている事態に関係者にとっては驚きのニュースであった。
シベリアの田舎に住むヤクート人の百姓マカールは、貧しく、いつも苦しい仕事に悩まされながら、飢えと寒さにおびえつつ、みじめな生活を送っていた。ちょうどクリスマスの前の晩、彼は、雪の野原に兎のわなをしかけておいたのを思い出して、兎狩りに出ていくが、途中で凍死してしまう。そして、死んだ彼は、天国に連れていかれ、神の前で裁きをうける。あたりには、翼のある天使が飛び交っていた。善の秤と悪の秤とがあって、生前のおこないが読みあげられるたびに、秤は右に下がったり、左に下がったりする。マカールの行いも善いことばかりではなかった。しかし、神の裁きは公平だった。マカールの犯した罪はみな、つらい労働や、みじめな暮らしのせいであったことが証明され、善の秤は、しだいに重くなって下がっていった。(ウラジミール・コロレンコ作) Makar's Dream,Vladimir Korolenko
BSプレミアムドラマ。函館市電の運転手岩館修一には妻との間に子供をめぐる悲しい過去があった。クリスマスイブの夜、修一は車内に置き去りにされた赤ん坊を発見する。生れたばかりの子供を置き去りにした若い母親は教会で自分のしたことを後悔していた。子供の父親は入院費の工面のため残業し、バスに乗り遅れてしまった。ちょっとした誤解から生れた過ちだった。修一は妻と2人で必死で母親の行方を捜した。花屋で働く妻が偶然にも父親をみつける。2組の夫婦と赤ん坊が対面した。12月の陽光が輝いていた。修一は夫婦2人で生きる希望の光のようなものを見つけるのだった。O・ヘンリーの短編のような味わいがある。吉田栄作の善良な一面がでていて好感がもてる。
風
誰が風を見たでしょう?
ぼくもあなたも見やしない、
けれど木の葉をふるわせて
風はとおりぬけてゆく。
誰が風を見たでしょう?
あなたもぼくも見やしない、
けれど樹立(こだち)が頭をさげて
風は通りすぎてゆく。
*
希望と喜び
希望が茂みに咲くならば
木に喜びが咲くならば
どんなに素敵な花束が
摘んで編まれることでしょう
けれども風が吹く秋に
かよわい花が凋むとき
褪せ行く希望と喜びを
ああ どうしたらいいでしょう
クリスティーナ・ロセッティ(1830-1894)はロンドンに生まれる。ビクトリア朝の女流詩人。画家ダンテ・ガブリエル・ロセッティの妹。「風」は西条八十が訳し、大正10年に草川信が曲をつけ童謡「風」ができた。いまでも「風をみたひと」という題で合唱曲として歌われている。「希望と喜び」は羽矢謙一訳。
なお岩波文庫「クリスチナ・ロセッティ詩抄」入江直祐訳では文語調の「風」が収録されている。
誰が一体 風を見た。
私もあなたも見たことがないが
枝の垂葉(たれは)がゆれるとき
風が通ってゐるのです。
誰が一体 風を見た。
あなたも私も見たことがないが
梢がお辞儀をするときは
風が渡ってゐるのです。
大塚愛。結婚・出産で活動休止していたが、再始動。来年1月のMステでRabbitとして出演予定。知念里奈。結婚・離婚をへて「レ・ミゼラブル」で舞台復帰。CHEMISTRY。活動休止(解散?)。ソロ活動。チャゲアスの道を歩む。島谷ひとみ。消臭力のCMで見かけるが、歌番組にはあまり出演していない。愛内里菜は2010年引退している。SPEED、ZONEも復活したがテレビ出演は少ない。小柳ゆき、相川七瀬、PUFFY、大黒摩季らも存在が薄れてきた。hitomiは横浜市のゴミ減量キャンペーンで活動中。
年末の民放の歌謡番組、FNS歌謡祭、ベストヒット歌謡祭、そして今夜のミュージックステーションスーパーライブ。幕張メッセ。桑田佳祐、B'z、福山雅治、ミスチル、SMAP、嵐、AKB48、エクザイル、いきものがかり、ポルノグラフィティ、ゆず、西野カナ、プリンセスプリンセス、豪華な出演者は紅白以上かもしれない。「永遠プレッシャー」で中田ちさとが転んで両手をついていた。ご本人には申し訳ないがハプニングが一番面白い。不況の音楽業界だが今年はCD生産枚数が14年ぶりに増加した。ヒット曲が多様化している。
Time誌が選んだ今年の顔2012はオバマ大統領だった。金正恩、習近平、朴槿恵(パク・クネ)など新リーダーが生れた。老いてなお伊前首相ベルルスコーニは48歳年下女性と婚約を発表し存在感を示した。日本ではラジオ局が選出した今年の顔は、「喜」は吉田沙保里、「怒」は野田佳彦、「哀」は森光子、「楽」はお笑いタレントのスギちゃんだった。スポーツ界ではイチロー、石川遼、澤穂希、福原愛などのほか、長友佑都、清武弘嗣、藤田寛之、内村航平、松本薫、村田諒太、小原日登美、米満達弘、伊調馨、日馬富士、羽生結弦、高梨沙羅、木村沙織など。医学では山中伸弥、天野篤。芸能では松山ケンイチ、剛力彩芽、桜庭ななみ、ローラ、大島優子、斉藤和義、鬼龍院翔、ATSUSHIなど。
観たい映画や番組があったのに、つい見逃したという苦い経験はよくあるもの。すべて予約録画するのもたいへんだし、やっぱりノートにつけてチェックするのが一番。NHKBSプレミアムでは大晦日「年越し映画マラソン」といってなんと9本も一挙放映。「幸福の黄色いハンカチ」「駅」「居酒屋兆治」「野性の証明」「昭和残侠伝」「遙かなる山の呼び声」「モダン・タイムス」「ドライビング・ミス・デイジー」「めぐり逢えたら」。体力的に無理かも。
22日「火車」「熱い空気」「武士の一分」「真珠の耳飾りの少女」、23日「平清盛・最終回」、「神様の赤ん坊」、24日「タイタニック」、25日「ラブコメ」「冬のソナタ」、26日「お買いもの中毒な私」、28日「悪魔が来りて笛を吹く」「ローカル絶景列車で行く秘湯」、29日「いぬのえいが」「刑事」「阪神巨人OB戦」「大相撲この1年」、30日「日本レコード大賞」「いきものがかりライブ」、31日「年忘れにっぽんの歌」「紅白歌合戦」「CDTV年越しプレミアライブ」、1日「笑点」「元日スポーツ祭り」「御鑓拝借」「おしん」(~4日連続)、「風が強く吹いている」、2日「白虎隊」「新春女子会コンサート」「黄金の7人」、3日「福山雅治コンサート」「麒麟の翼」「Shall we Dance?」、「つむじ風食堂の夜」「ラストサマー」、4日「ハウルの動く城」「理由」、5日「ダブルフェイス」「ウィーン・フィル・ニューイヤーコンサート」「ねこタクシー」「世界の中心で愛をさけぶ」、6日「山本五十六」「八重の桜」「天と地と」、7日「実録世界のミステリー」「丹下左膳」、8日「忍者狩り」「鈴木先生1・2・3」、9日「ガン・ファイター」、10日「最高の離婚」「ウィンチェスター銃73」「危険な斜面」、11日「コクリコ坂から」、12日「カラマーゾフの兄弟」、13日「大相撲」「八重の桜」、「とんび」、「イ・サン」最終回、14日「寒流」、20日「トンイ」。「カラマーゾフの兄弟」はドストエフスキーの翻案もの。ロシア版を観たあとなので、あまり期待せずに楽しむつもり。「風が強く吹いている」は小出恵介の駅伝映画。「聯合艦隊司令長官山本五十六、太平洋戦争70年目の真実」役所広司、玉木宏、阿部寛、吉田栄作。
俳優の永井大がペニーオークションで謝罪。名前は「まさる」と読む。ビートたけしの次兄「北野大」も「まさる」と読む。井深大も「まさる」。だが諫早市の学者「桃下大」は「ひろし」と読む。「大」という漢字の名乗りはいろいろあり、「まさる」「ひろし」「ひろ」「たかし」など使用例が広い。
政治の世界。まさに天国と地獄は紙一重である。現職大臣8人が落選。東京株式市場の日経平均株価は約8ヵ月半ぶりに1万円台の大台に回復した。安倍新首相が掲げるデフレ脱却に向けた政策が進むとの期待感からであろう。それにしても熱しやすく冷めやすい国民である。過去、鬼畜米英といっていた日本人は敗戦後、すぐにベストセラーになったのは米語会話の本であった。あさましくもたくましい国民性。これまでひらがな2文字の首相は意外に少ない。「はら」(原敬)、「きし」(岸信介)、「もり」(森喜朗)、「あべ」(安倍晋三)、「かん」(菅直人)、「のだ」(野田佳彦)。3代続いて「ひらがな2文字」の首相が続くことは異例であるが、政権交代が吉とでるか凶とでるか。
年末恒例の日本レコード大賞だが、最近は賞レースの話題はほとんど耳にすることがない。1977年は最高視聴率50.8%で沢田研二「勝手にしゃがれ」だった。平成になって衰退し、一時大賞を「演歌・歌謡曲部門」と「ポップス・ロック部門」に分割したが、1993年から再統一した。1994年、Mr.Childrenが授賞式を欠席したのはレコ大史上の珍事だろう。低減傾向の打開策として2006年から放送日を30日に変更している。MCの最多は高橋圭三、堺正章の15回。2012年は安住紳一郎、アシスタントに新垣結衣と若返りを図る。レコード大賞、最優秀新人賞、最優秀歌唱賞の3賞をすべて獲得した歌手は、都はるみ、細川たかし、北島三郎、氷川きよし、近藤真彦の5人である。なお第1回から第10回までは、主に年末の昼間に放送がおこなわれていた。TBSに現存する映像は第10回が最古で、9回までの分は保存されていない。視聴者の記憶にとどめるしかない。アイドル全盛時代、大賞よりも新人賞に注目そそがれた時もあった。第3回から新人奨励賞が創設された。仲宗根美樹「川は流れる」の印象がつよい。ネットで調べると受賞歌手・歌曲はほかにも、山中みゆき「団地のお嬢さん」、平野こうじ「白い花のブルース」、松島アキラ「湖愁」、藤野たつ美「むすめ三度笠」、柳うた子「さいはての唄」がある。
ノロウィルスが流行している。数年前から「ノロウィルス」の呼び名の変更を学会やマスコミなどに求めている運動がある。「野呂さんが嫌な思いをしなくてもいいよう、正確にノーウォーク・ウィルスと言うべきである」と訴えている。1968年、米国のオハイオ州ノーウォーク(Norwalk)の小学校で集団発生したことから「ノーウォーク・ウィルス(Norwalk virus)」と命名された。なぜ「ノーウォーク」を省略して「ノロ」となったのかは詳しくはわからないが2002年の国際ウィルス学会の決定である。新聞報道が面白半分の記事のせいか、ネットの意見でも被害妄想だという声や野呂が嫌なら改姓しろというやや暴論も目立つ。 しかし我が国では野呂姓は全国で2万人ほどで、よくある姓の1つで、マルクス経済学者の野呂榮太郎、元祖どっきりカメラの野呂圭介、小説家の野呂邦暢など著名人がおり、ほかに野呂景義、野呂元丈、野呂直貞、野呂忠久など歴史上の人物がいる。甲斐国造の子孫三枝氏の一つに野呂氏がある。甲斐国八代郡野呂が発祥地。由緒ある姓を穢され、不正確な地名を改変しての医学用語はよくない。冗談の素材にしないで、早急に「ノロ・ウィルス」は本来の「ノーウォーク・ウィルス」に改正すべきだろう。ちなみに国際ウィルス分類委員会(ICTV)は「ノロウィルスというウィルスは存在しない。ノーウォークウィルスによる病気をノロウィルス感染症と呼ぶのは誤り」と2011年9月に発表している。日本では2004年に集団発生し社会問題となった。それ以前は小型球形ウイルス(Small Round-Structured Virus)と呼ばれていた。NHKきょうの健康には永井英明の記事「冬の感染症にご用心、下痢・おう吐」(2005年11月号)にノロウイルスが登場する。ネット上には2007年ころから、野呂姓の被害、困惑の記事が現れる。つまり「ノロウイルス」という言葉は10年くらいの歴史だが、「野呂」姓は甲斐国八代郡で誕生してから1000年以上の歴史があるのだ。
ザ・テレビジョンお正月超特大号を読む。むかしの話(1970年頃)だがお正月のテレビ出演で一番多いタレントは三波伸介や岡崎友紀だった。いま誰が一番忙しいのだろうか。中居正広かもしれない。数でいうと有吉弘行、山崎弘也、くりいむしちゅー、鶴瓶、爆笑問題、ナインティナイン、ビートたけし、マッコデラックス、ネプチューン、ダウンタウン、タカアンドトシ、千原兄弟、オリエンタルラジオ、明石家さんま、嵐、AKB48なども多い。年間TV番組出演本数1位はバナナマン設楽統、2位はハリセンボン近藤春菜。
10年前と比べると、さんまなど大物タレントは健在で変動はないが、モーニング娘。雨上がり決死隊、カラテカ、ガレッジセール、SPEED、中川家、藤井隆、松浦亜弥、Ya-Ya-yah、ユースケ・サンタマリア、優香、浜崎あゆみ、キャイ~ン、少年隊、Gackt、DA PUMPなどの出演数が減っている。
「笨」(ほん)という漢字は「竹の内側にある白いうす皮」という意味である。転じて「うすい」「粗末」という意味が生れた。名字で使われる場合、竹山の麓の住人が竹ノ本となって、竹と本が合体して「笨」(たけの)と読むようになった。久米が粂となつたのと同様である。(丹羽基二「地名名字事典」)
「稽古」とは昔の事がらを考える、転じて、学問、遊芸などを習うの意。この場合の「稽」には「同じ」という意味があって、虚実を混同させながら巧みに話をつくっていくことから「滑稽」という語が生れた。(参考;「日本語おもしろ雑学練習帳」新講社)
日本歴史で殺害された天皇は何人いるのか?流刑地で没した天皇を除いて、直接に危害を加えられ、殺害もしくは自殺した場合である。456年眉輪王は安康天皇を殺害。592年蘇我馬子の命を受けた東漢駒は崇峻天皇を殺害。672年大海人皇子は弘文天皇を殺害。1185年、源義経は壇ノ浦で平家軍を攻撃。安徳天皇は祖母に抱かれて入水自殺。つまり4人。弘文天皇は壬申の乱により敗れ、天武天皇が即位したので除く。眉輪王、東漢駒、源義経が共通するのは、それぞれ雄略天皇、蘇我馬子、源頼朝らに殺害されていることである。天皇殺害は重罪である。とくに微妙なのは義経か。義経は安徳天皇と神器の奪還の命を受けていた。しかし結果的には安徳天皇と三種の神器のうち剣が失われてしまった。もちろんこの責めは義経ひとりのものでないだろう。この戦は安徳天皇・平家vs後白河天皇・源氏であり、臣下の義経の私闘ではなかったはずである。義経を眉輪王・東漢駒と同列に論ずることはできない。
世界の主な宗教とは何ですか?キリスト教、ユダヤ教、イスラーム教、仏教、神道などですか。だがヒンドゥー教徒は実に世界中に約9億人がいて、人口の上では14.3%を占め、世界第3番目の宗教である。ヒンドゥー教はヴェーダの宗教と民間信仰が混在して形成され、神々もそれぞれ多面性をもち、そのどれを崇拝するかで現実的なご利益もさまざまである。最高原理ブラフマンを神格化したブラフマーと繁栄の神ヴィシュヌ、破戒神シヴァを合わせた3神をヒンドゥー教の三大神とよぶ。このほかブラフマーの配偶者サラスヴァテー、シヴァ神の子供のガネーシャ、ヴィシュヌの化身クリシュナ、ハヌマーン、インドラ、マハーディーヴィーなども単独で崇拝される。(Brahma,Vishnu,Siva,Sarasvati,gaNeza,Hanuman,Indra,Mahadevi )
現在CSで放送しているドラマ「大坂城の女」(1970)で豊臣秀吉の大坂城築城秘話が描かれている。秀吉の側室京極竜子と大工の棟梁多聞正清との愛が哀しい。ところで多聞正清は実在の人物であろうか。
大坂城はもと石山本願寺のあったところに、秀吉が諸大名に命じて日に平均3万人という人夫を動員し、天正11年から本丸内堀の石垣普請がおこなわれ、天守はわずか1年余で完成したという。だがこうして完成した大坂城は秀吉の死後、秀頼が居城したが、大坂夏の陣で焼失し、完成から30年しかもたなかった。多聞正清の名は史書に現れず、建設は中井正吉が法隆寺大工を指揮したとある。しかし正吉の子、正清が優れた城造営の名人であることから、多聞正清とは中井正清(1565-1619)のことであろうか。
朝ドラ「純と愛」。純の父(武田鉄矢)得意の四字熟語が話題だ。「おい、邪知暴虐という言葉を知っているか?自分の頭のよさを人を苦しめるためとしか使わん奴の言葉やえ!まさしくあんたのための四文字熟語や」 愛の母、多恵子に対しての罵倒語として使っている。あまり耳にしない漢語だが、太宰治の有名な「走れメロス」の冒頭部分にある。シラクスの暴君ディオニスを指す。「広辞苑」や武部良明「四字漢語の用法」にも無い。類義語は怜悧狡猾。
宮島沼は、札幌から北東に約45km、美唄市の西端に位置する大きさ約30haの小さな沼である。この小さな沼がなぜ貴重なのか。マガンの飛来地として有名であるほか、ヒシクイやコハクチョウ、アオサギ、オナガカモ、キシクロハジロなども飛来する。これらのことからラムサール条約登録湿地である。宮島沼は、昔は単に「大沼」と呼ばれていた。明治24年、宮島佐次郎が新潟県から月形町に入植し、開墾した。だが明治37年、洪水で被害を受け、その土地は人手に渡ったが、宮島沼の名前だけが後に残された。開拓時には人々の生活に役立っていた沼も、やがては忘れ去られてきた。かつてこの辺りに広大な湿原が広がっていた時代の記憶を今に残し、多くの動植物の逃げ場となっている宮島沼は、かけがえのない財産である。
小山清(1911-1965)は、昭和33年に失語症に陥り、その上、妻の自殺などがあって、昭和40年に53歳で亡くなるという不遇な作家人生であったが、ケペルはその作品の純粋さにとても魅かれるところがある。彼の代表作「落穂拾い」(昭和27年)に登場する古本屋の娘がとても清純である。
*
僕は最近ひとりの少女と知り合いになった。彼女は駅の近くで「緑陰書房」という古本屋を経営している。僕は彼女の店の顧客である。主として均一本の。僕はいまの人が忘れて顧みないような本をくりかえし読むのが好きだ。僕はときどき彼女の店に均一本を漁りに行くようになり、そのうち彼女と話を交わすようになった。彼女の気質が素直でこだわらないので、僕としてもめずらしく悪びれずに話すことが出来るのだ。そしてそれが僕には自分でもうれしい。大袈裟に云えば、僕は彼女の眼差しのうちに未知の自分を確認するような気さえしている。こうして僕に思いがけなく新しい交友の領域がひらけた。彼女はみずから択んでこの商売を始めたという。「よくひとりで始める気になったね」と僕が云ったら、彼女はべつに意気込んだ様子も見せず、「わたしはわがままだからお勤めには向かないわ」と云った。
寡作の小山だが女性の古書店主を扱った作品は多く、どうやらモデルが実在していたそうだ。最近の青木正美さんの調査研究によれば、その女性古書店主の名前は「西川清子」というらしい。
忘年会シーズン。「世界中の誰よりきっと」(中山美穂&WANDS)「昴」(谷村新司)はもう古い。旬のカラオケ定番曲は?TBS「火曜曲」でカラオケベストソングを発表。第1位はAKB「ヘビー・ローテーション」納得。第2位ゆず「栄光の架橋」五輪イヤーだけど8年も前、アテネのときの歌。第3位はゴールデン・ボンバー「女々しくて」。コーラの一気飲み。以下、高橋洋子「残酷な天使のテーゼ」。一青窈「ハナミズキ」。GReeeeN「キセキ」、モンゴル800「小さな恋のうた」、AKB48「フライングゲット」、AI「Story」、AKB48「Everyday、カチューシャ」、斉藤和義「やさしくなりたい」、EXILE「Lover Again」、倖田來未「愛のうた」、石川さゆり「天城越え」、福山雅治「家族になろうよ」、スピッツ「チェリー」、EXILE「Rising Sun」、湘南乃風「睡蓮花」「純恋歌」、いきものがかり「ありがとう」。同日、NHK歌謡コンサートも「決定版!カラオケヒット集」だった。鈴木聖美・鈴木雅之「ロンリー・チャップリン」、前川清&背クール・ファイブ「中の島ブルース」、水森かおり「別れの予感」、日野美歌・小金沢昇司「男と女のラブゲーム」、門倉有希「ノラ」、平尾昌晃・森山愛子「カナダからの手紙」、八代亜紀「舟唄」。「舟唄」は名曲だけど盛り上がる曲ではないだろうな。カラオケ情報番組としてみれば、火曜曲に軍配かな。
赤穂城開城にあたって、評定では籠城抗戦殉死か恭順開城か、分配金のやり方などをめぐって、大石内蔵助、奥野将監らと大野九郎兵衛らは対立した。結局、大野は公金を持ち逃げして、出奔し京都の仁和寺あたりにいたことはわかっているが、その後の消息は不明となった。大野九郎兵衛知房。播州赤穂藩城代家老。六百五十石。永く後世に汚名を残したが、大野ははたして本当に不忠者であろか。山梨県甲府にある能成寺には大野九郎兵衛と伝えられる墓がある。なぜ甲府に墓があるのかは不明であるが、もしかして大野の背信は偽装工作で、もし大石が失敗した場合に吉良義央を襲う作戦だったという説もあり、必ずしも不忠者ではないかもしれない。米沢にも大野九郎兵衛の供養塔がある。案内板にも大石が討入りを失敗した場合、彼は米沢領の入口板谷峠で吉良を討ち取るため第2陣の構えをとっていたとある。大野はここ馬場平で切腹し、亡君浅野内匠頭の後を追ったといわれる。
世界の偉人を名前の母国語表記でしりとり。人名の配列はファースト・ネームから。キリストからスタート!
Jesus Christ →Thomas Mann(トーマス・マン)→Nicolaus Copernicus(ニコラウス・コペルニクス)→Solomon(ソロモン)→Niccolo Machiavelli(ニッコロ・マキャベリ)→Immanuel Kant(イマニュエル・カント)→Thomas Alva Edison(トーマス・アルバ・エジソン)→Nikita Sergeevich Khrushchev(ニキータ・フルシチョフ)→Virgil(ウェルギリウス)→Louisa May Alcott(ルイーザ・メイ・オルコット)→Tennessee Williams(テネシー・ウィリアムズ)→Stephen Collins Foster(スティーブン・コリンズ・フォスター)→Rudyard Kipling(ラドヤード・キップリング)→Guillaume Apollinaine(ギヨーム・アポリネール)→Euclid(ユークリッド)→Desiderius Erasmus(デジデリウス・エラスムス)→Sigmund Freud(ジグムント・フロイト)→Dwight David Eisenhower(トワイト・デーヴィッド・アイゼンハワー)→Romain Rolland(ロマン・ロラン)→David Ricardo(デーヴィッド・リカード)→O.Henry(オー・ヘンリー)→Yasir Arafat(ヤーセル・アラファト)→Thomas Jefferson(トーマス・ジェファーソン)→Nathaniel Hawthorne(ナサニエル・ホーソン)→ElizabethⅠ(エリザベス女王)→Homer(ホメロス)→Raul Castro(ラウル・カストロ)→Oscar Wilde(オスカー・ワイルド)→Epicurus(エピクロス)→Stendhal(スタンダール)→Leonard da Vinci(レオナルド・ダ・ヴィンチ)→Ibn Battuta(イブン・バットゥータ)→Aesop(イソップ)→Pieter Brueghel(ピーター・ブリューゲル)→Louis Hector Berlioz(ルイス・へクトール・ベルリオーズ)→Zoroaster(ゾロアスター)→RamessuⅡ(ラムセス2世)→Ulysses Simpson Grant(ユリシーズ・シンプソン・グラント)→Thomas Carlyle(トーマス・カーライル)→Euripides(エウリピデス)→Suharto(スハルト)→Ortega y Gasset(オルテガ・イ・ガセット)→Thomas More(トマス・モア)→Eratosthenes(エラトステネス)→Stephane Mallarme(ステファヌ・マラルメ)→Evariste Galois(エヴァリスト・ガロア)→Strabon(ストラボン)→Niels Henrik Abel(ニールス・ヘンリック・アーベル)→Lawrence Binyon(ロレンス・ビニヨン)→Strabon(ストラボン)→Nadia Elena Comaneci(ナディア・エレーナ・コマネチ)→InnocentiusⅢ(インノケンティウス3世)→Steven Spielberg(スティーヴン・スピルバーグ)→Gearge Gamow(ジョージ・ガモフ)→Wolfgang von Gaede(ヴォルフガング・フォン・ゲーテ)→Edmund Halley(エドモンド・ハレー)→Yul Brynner(ユール・ブリンナー)→Rene Decartes(ルネ・デカルト)→Sofia Coppola(ソフィア・コッポラ)→Amedeo Avogadro(アメデオ・アボガドロ)→Oliver Cromwell(オリヴァー・クロムウェル)→Lawrence Binyon(ロレンス・ビニヨン)→Nikita Mikhalkov(ニキータ・ミハルコフ)→Vito Volterra(ヴィト・ヴォルテラ)→Adam Smith(アダム・スミス)→Henri Barbusse(アンリ・バルビュス)→Elia Kazan(エリア・カザン)→Nicomachus(二コマコス)→Stephen Chow(チャウ・シンチー)→William Wordsworth(ウィリアム・ワーズワス)→Herman Melville(ハーマン・メルヴィル)→Edward Vincent Sulivan(エドワード・ヴィンセント・サリヴァン)→Napoleon Bonaparte(ナポレオン・ボナパルト)→El Graco(エル・グレコ)→Otto Lilienthal(オットー・リリエンタール)→Laurence Olivier(ローレンス・オリヴィエ)→Roger Bacon(ロジャー・ベーコン)→Natalia Sergeevna Goncharova(ナターリャ・セルゲーエヴナ・ゴンチャローワ)→Alexander the Great(アレキサンダー大王)→Thomas Young(トーマス・ヤング)→Giuseppe Verdi(ジュゼッペ・ヴェルディ)→Yves Klein(イヴ・クライン)→Niccolo Isouard(ニッコロ・イズアール)→David Smith(デーヴィッド・スミス)→Hugo Kaun(フーゴ・カウン)→Nat King Cole(ナット・キング・コール)→Enrico Caruso(エンリコ・カルーゾー)→Orson Welles(オーソン・ウェルズ)→Sean Ocasey(ショーン・オケーシー)→Yesayah(イザヤ)→Henrik Ibsen(ヘンリック・イプセン)→Narciso Yepes(ナルシソ・イエペス)→Sebastia Yradier(セバスティアン・イラディエル)→Rudolph Valentino(ルドルフ・ヴァレンチノ)→Oskar Schlemmer(オスカー・シュレンマー)→Rob Lowe(ロブ・ロー)→Ernest Alexandre Ansermet(エルネスト・アレクサンドル・アンセルメ)→Theodore Rousseau(テオドール・ルソー)→Unberto Eco(ウンベルト・エーコ)→Odilon Redon(オディロン・ルドン)→Nicholas Hilliard(ニコラス・ヒリアード)→David Lloyd George(デビッド・ロイド・ジョージ)→Ernest Hemingway(アーネスト・ヘミングウェイ)→Yakov Petrovich Polonskii(ヤーコフ・ペトローヴィチ・ポロンスキー)→Irving Berlin(アーヴィング・バーリン)→Noel Coward(ノエル・カワード)→Diane Lane(ダイアン・レーン)→Ed Harris(エド・ハリス)→Sidney Poitier(シドニー・ポワチエ)→Natalie Wood(ナタリー・ウッド)→Dustin Hoffman(ダスティン・ホフマン)
著名な明治大正昭和の歌人、詩人、小説家、戯曲家、評論家などを代表作とともにしりとりする。
スタートは万葉調を近代化した雄渾な歌人、会津八一「鹿鳴集」から。近松秋江「黒髪」、宇野千代「おはん」、吉田知子「無明長夜」、幸田文「おとうと」、安岡章太郎「海辺の光景」、梅崎春生「桜島」、大岡昇平「俘虜記」、池澤夏樹「マシアス・ギリの失脚」、岸田国士「暖流」、大原富枝「婉という女」、遠藤周作「沈黙」、久世光彦「陛下」、小松左京「日本沈没」、臼井吉見「安曇野」、宮部みゆき「火車」、北杜夫「楡家の人びと」、荻野アンナ「背負い水」、中村光夫「風俗小説論」、小田実「何でも見てやろう」、徳田秋声「あらくれ」、石川啄木「一握の砂」、久保栄「火山灰地」、江國香織「きらきらひかる」、リービ英雄「星条旗の聞こえない部屋」、大町桂月「一蓑一笠」、土屋文明「山谷集」、飯田蛇笏「山廬集」、辻邦生「安土往還記」、尾崎喜八「空と樹木」、茅野雅子「恋ごろも」、児玉花外「社会主義詩集」、石川達三「生きてゐる兵隊」、氏原大作「花の木鉄道」、久野豊彦「ボール紙の皇帝万歳」、小林秀雄「私小説論」、乙骨淑子(おつこつよしこ)「八月の太陽を」、小山清「落穂拾い」、椎名誠「岳物語」、富岡多恵子「当世凡人伝」、小島信夫「抱擁家族」、岡麓「庭苔」、戸川秋骨「エマーソン論文集」、筒井康隆「夢の木坂分岐点」、加賀乙彦「宣告」、五味川純平「人間の条件」、五木寛之「青春の門」、木下尚江「火の柱」、遠藤周作「深い河」、車谷長吉「赤目四十八瀧心中未遂」、つかこうへい「蒲田行進曲」、泉鏡花「草迷宮」、上林暁「聖ヨハネ病院にて」、北原武夫「告白的女性論」、太田水穂「雲鳥」、本間久雄「英国近世唯美主義の研究」、桶谷秀昭「日本精神史」、木内高音「くまと車掌」、めじめ正一「高円寺純情商店街」、千葉省三「トテ馬車」、歌野晶午「世界の終わり、あるいは始まり」
猫背椿(ねこぜつばき)のように漢字3文字からなる芸名をしりとりして閑を潰す。
猫背椿→菊川怜→今井翼→堺雅人→徳重聡→島和彦(♪雨の夜あなたは帰る~)→小島聖(こじまひじり)→笠智衆→植木等→嶋村侑→上戸彩→山本圭→伊藤歩→南佳孝→加藤茶→山川豊→神田紅→井上望→三田明→乱一世→勇直子→児玉清→柴本幸→木野花→夏純子→小杉勇→向井理→穴戸開→井川遥→川島恵→南美江→柄本佑(えもとたすく)→黒澤優→梅津栄→遠藤愛→犬塚弘→汐風幸(しおかぜこう)
日本橋(にほんばし 東京)→四万(しま 群馬)→纏向(まきむく 奈良)→九頭竜(くずりゅう 福井)→宇奈月(うなづき 富山)→錦帯橋(きんたいきょう 山口)→臼杵(うすき 大分)→喜入(きいれ 鹿児島)→苓北(れいほく 熊本)→久我原(くがはら 千葉)→礼拝(らいはい 新潟)→石和(いさわ 山梨)→掖上(わきがみ 奈良)→御井(みい 福岡)→祖谷(いや 徳島)→山代(やましろ 石川)→六甲道(ろっこうみち 兵庫)→近津(ちかつ 福島)→築城(ついき 福岡)→木古内(きこない 北海道)→碇ヶ関(いかりがせき 青森)→象潟(きさかた 秋田)→太地(たいじ 和歌山)→神代(じんだい 秋田)→幾寅(いくとら 北海道)→蘭留(ら んる 北海道)→留萌(るもい 北海道)→石岡(いしおか 茨城)→海部(かいふ 徳島)→深谷(ふかや 埼玉)→矢板(やいた 栃木)→胎内(たいない 新潟)→家島(いえしま 兵庫)→真壁(まかべ 茨城)→別子山(べっしやま 愛媛)→牧ノ原(まきのはら静岡)→羅臼(らうす 北海道)→吹田(すいた 大阪)→平舘(たいらだて 青森)
幾寅駅は映画「鉄道員(ほっぽや)」の撮影地。
最近のスポーツ選手にも読めない名前がある。
修宏 恒凛 英寿 佑都 道大 尚広 将大 紀洋 資仁 稀哲
武田修宏(のぶひろ) 宮本恒凛(こうりん) 中田英寿(ひでとし) 長友佑都(ゆうと) 小笠原道大(みちひろ) 鈴木尚広(たかひろ) 田中将大(まさひろ) 中村紀洋(のりひろ) 井口資仁(ただひと) 森本稀哲(ひちょり)
明治44年、若杉鳥子(1892-1937)は、板倉勝忠(1887-1973)と結婚した。夫は備中高梁城の城主・板倉勝静(1823-1889)の孫にあたるという(板倉勝弼の五男)。つまりプロレタリア女流作家・若杉鳥子は子爵令弟夫人といわれる上流階級の夫人であった。だが鳥子自身の生い立ちが芸者置屋に里子にだされるという境遇であったためか、プロレタリア女流作家としての道を歩んだ。そして夫は早稲田大学卒の新聞記者、外交官という社会的地位のある人物。また義弟には登山家として知られた板倉勝宣(1897-1929)がいた。昭和8年、鳥子は小林多喜二の母・セキへの義捐金を集める活動をするが、それが治安維持法違反にあたるとして、検挙・投獄されるという苦い経験をもつ。平林たい子は「若杉さんは、プロレタリア文学と、外交官で華族出の夫をもった家庭とのあいだでのギャップに苦しんでいた」と語っている。画像は晩年の若杉鳥子であるが、美貌の上流夫人であり女流作家としての雰囲気がよく表れた写真であろう。(引用文献:奈良達雄『若杉鳥子その人と作品』東銀座出版社)
むかし「S・Hは恋のイニシャル」というドラマがあった。SHのイニシャルの芸能人は少ない。篠ヒロコ。1968年「水色の風」で歌手デビュー。代表作「金曜日の妻たち」。伊集院静夫人で最近は見かけない。「東京ラブ・ストーリー」の鈴木保奈美、「恋する女たち」の相楽晴子、笹野ヘレン、沢田富美子、清水ひとみ、島谷ひとみ、佐伯日菜子、末永遥、姿晴香、寿美花代、正司花江 etc.今はAKBじゃんけん大会で優勝した島崎遥香が一番有名だろうか。
外国スターではスーザン・ヘイワード。デビュー後12年間、端役が続いたが「愚かなり我が心」(1949)でようやく注目される。「私は死にたくない」(1958)でアカデミー主演女優賞を受賞する。(Suzan Hayward)
moral は「教訓、道徳」、moraleは「士気、意気込み」
There is a moral to the movie.
その映画には1つの教訓がある。
Their words damaged my morale,but I didn't want to give up.
彼らの言葉は私のやる気を失わせたが、私はあきらめたくは、なかった。
NHKスペシャル・シリーズ「中国文明の謎」を見る。もし始皇帝が出現しなかったならば、おそらく中国は現在のヨーロッパのように、いくつかの国があって、それぞれ異なる言語を有していたかもしれない。中華という独特の思想をつくりあげたのは秦始皇帝というのが番組の結論だった。始皇帝は極廟をつくり、五行思想により、全土を西、北、中央、東、南と5区分し、白黒黄青赤と5色が配当される。しかし現在、栗原朋信の研究によって秦水徳説は否定されているので、五行説には番組ではふれていない。実際には兵馬俑の彩色にしても5色のほかに色が使われているといわれる。ほんとうに始皇帝に中華という明確な世界観があったのであろうか。司馬遷は始皇帝よりも100年以上のちの人で、あくまで伝聞を記しているにすぎない。兵馬俑坑の事実はすでに忘れ去られて一切記述はない。中国の学者・傳斯年(1896-1950)は、もともと中国には夷族と夏族という2つの大きな部族がいて、この混合によって現在の漢民族が生れたという説がある。夷夏(いか)東西説である。西にいたのが夏族であり、東の方にいたのが夷族である。殷が夏を滅ぼしたが、西の周が東の殷を滅ぼした。そして夏というのは後世まで中国を一まとめとした呼称であり中華という語もそこから生れたと考えている。
人名のような固有名詞には冠詞はつかない。また官職、身分などを示す名詞がつく場合、冠詞はつけない。同じ名前が1つしかないため、限定の必要がないからである。
President Lincoln, Captain Cook
ただし、これには例外がある。
the beautiful Princess Dianaのような言い方もある。これは、ある人物について一般的に定着したイメージがある場合に使われる。
また同じ名前の人が何人もいて区別する必要があるとき、または同じものの違ったいくつかの面を話題にするときは冠詞が必要になる。
The John that I know is a young man.
ジョンという名前の人が何人もいる中で、「私の知っているジョン」としてその人を特定している。
「一口」と書いて「いもあらい」と読む。京都の巨椋池や東京神田にある地名。出口が1つだと、芋を洗うように混雑するというのは俗説で、じつは稲荷信仰と関わりがあるらしい。太田道灌の娘が疱瘡にかかっていたとき、山城国一口の稲荷を、神田に祀ったと伝えられる。
Mount Fuji
固有名詞には、元来、a や the はつかないのであるが、河、海、海峡、運河などには theをつける。そうかと思うと山、湖にはtheがつかない。
このように、地名と定冠詞との関連は千差万別であり、その用法は個々に覚えるより仕方がないように見える。しかし、そこにはやはり一定の原理がある。
定冠詞のつくもの;ocean,sea,river,canal,isthmus,peninsula,gulf,etc.
無冠詞のもの;street,avenue,pond,bridge,mount,cape,lake,bay,park,etc.
つまり定冠詞のつくグループのものは、はっきり境界がないのに対して、無冠詞のもののグループは、境界がはっきりとしている。(正保富三「英語の冠詞がわかる本」)
和田芳恵(1906-1977)の短編小説。1974年6月「風景」に発表。小説家の私は5年前に急性肺炎を患ってから体力がめっきり衰えてきたことを感じている。初めの妻は結核で亡くなり、2度目の妻安子は12歳年下である。ある日、電車の中で10年前に別れた元愛人の木原悠子と偶然出会うことになった。10年前の悠子は20歳を過ぎたばかりの速記者で、私は若い女性との心ときめく情事によって、老いの朽ちかけた樹木のように思い込んでいた自分が、悠子の小さな枝を接木して幻の花を咲かせたことを夢見るようになっていったのだった。しかしその夢は長くは続かなかった。若い愛人の存在を妻の安子に知られてしまったのだ。私は愛する妻を棄てることもできずに悠子に溺れている自分の姿を直視して自己嫌悪に陥ってしまうのである。悠子もまた私が妻から離れることなどできないということを感じ始めていた。こうして2人は別れることになった。そういういきさつのあった後に悠子と再会した私は己の老いを実感していながら、それでもなお色っぽく死にたいものだと心の隅で思いあせっていた。
俳句の冬の季語でもある河豚。芭蕉の句「あら何ともなや きのふは過て ふくと汁」 昨夕、河豚汁をおそるおそる食べたが、何事もなく昨日は過ぎてしまったということで、なあんだ、案じることもなかった、と胸を撫でおろしているのである。フグが一般に食べられるようになったのは、江戸時代に入ってからである。江戸の町人たちはフグ汁を盛んに食べていたが、侍には禁じられていた。武士がフグを食べて万一、中毒死した場合、家禄没収の罰則を受けるのが各地諸般命であった。
日本映画界では、忠臣蔵を作れば必ず当たるといわれる。毎年師走になると「ああ、また忠臣蔵か」と言いつつ見てしまう。そんな中で大映「長脇差忠臣蔵」は珍しいパロディ忠臣蔵。時代は幕末。遠州掛川の親分次郎吉(宇津井健)が対立するヤクザの藤兵衛(上田吉次郎)と老中本多備前守(名和宏)に言いがかりをつけられ処刑される。代貸の喜三郎(市川雷蔵)が子分たちと親分の仇討ちをするというストーリー。雷蔵が尼になった姐さん(月丘夢路)に別れを告げる南部坂の別れや、垣見吾郎兵衛に勝新太郎を配したり、サービス満点の演出である。新東宝から移籍した天知茂は清水一学でニヒルさが際立つ。宇津井健、藤村志保以外はほとんど故人になっている。また雷蔵は早世したため大石内蔵助を演じることがなかったのが、改めて惜しまれる。
歴史ヒーローで一般大衆に人気が高い人物といえば、坂本龍馬、宮本武蔵、大石内蔵助、そして源義経あたりだろうか。大河ドラマ「平清盛」でも、やはり義経(神木隆之介)は一途な若武者というイメージがある。義経の正室は河越重頼女。別名久我大臣(こがのおおい)の姫君といわれている。史書を見ると、このほか、平時忠の娘(平清盛の姪)、唐橋大納言の娘、鳥飼中納言の娘、静御前らがいる。およそ関係した女性は20人はくだらないと思われる。義経の色好みは江戸時代からもよく知られているらしく草双紙に「壇ノ浦夜合戦」(頼山陽の作とあるがウソ)がある。なんと壇ノ浦で入水するも義経に救出された平徳子(平清盛の娘。のちの建礼門院)と義経が情交するポルノ小説である。徳子は歌人でもあるが、後白河法皇(「大原御幸」)や平資盛との恋愛でも名をはせているので、広範な男関係から義経との仲も完全には否定でない。若いころの風間杜夫・義経で映画「壇の浦夜枕合戦記」(神代辰巳監督)があるそうだが一度見てみたい。
2012年の流行語・新語。ステマとは中立的な消費者のふりをして気付かれないように宣伝したり口コミを発生させようとする行為。ステルスマーケティング。
iPS細胞、RSウイルス、あげぽよ、あすへの責任、あのひと買い、いい感じ、イクジイ、いじめゼロ、ウォームシェア、遠隔操作ウィルス、おうち外食、オスプレイ、オッケ~、海鮮トマト鍋、危機突破内閣、Kindle、キス病、きゃりーぱみゅぱみゅ、キラキラネーム、金環日食、豪雪、ごめん寝、コンプガチャ、サイバー攻撃、塩麹、失望の3年、スマホ、ズッ友、絶対領域広告、0増5減、尖閣竹島、第三極、太陽の党、タトゥ-タイツ、近いうちに、中二病、つまんねー事聞くなよ!、定数削減、てへぺろ、東京スカイツリー、ドラム缶、トンネル崩落、ナマポ(生活保護の略)、日本未来の党、ネトウヨ、ネットボール、排他的経済水域、バカッター、ヒッグス粒子、ひと泡吹かせたい、フットサル、ペニーオークション、街コン、 ロングブレス、忘れられる権利、ワイルドだろぉ~、など。
いずこかへの旅の途中で起こるさまざまな出来事が、物語の展開となっている。1960年代から1970年代、ニューシネマでさかんに作られた。フェデリコ・フェリーニの「道」(1954)が元祖ロード・ムービーかもしれない。日本でも弥次喜多珍道中など古くからある。山田洋次の「幸福の黄色いハンカチ」、日活の「憎いあンちくしょう」が代表作。韓国映画では「アドリブ・ナイト」。アメリカでは「イージー・ライダー」「真夜中のカーボーイ」「バニシング・ポイント」「スケアクロウ」「ペーパームーン」「ファンダンゴ」「スタンド・バイ・ミー」と多い。フランスは「恐怖の報酬」、ドイツはビム・ヴェンダースの「都会のアリス」「まわり道」「さすらい」「パリ・テキサス」。「まわり道」は小さな町に住む作家志望の青年が母のすめで旅をする。元ナチスの老人、言葉を話さない少女、女優、自称詩人など不思議な人々と一緒に旅をする。どこかとらえどころのない物語だが、旅はこの世の中の普遍的な価値に気づかされる。
スターカップル。最近では木村拓哉と工藤静香。東山紀之と木村佳乃。松山ケンイチと小雪、赤西仁と黒木メイサ、小栗旬と山田優、東貴博と安めぐみ、ビビる大木とAKINA。だが往年のスター小林旭と美空ひばり、高倉健と江利チエミのような華やかさがイマイチない。「スター千一夜」という番組が無くなったせいだろうか。元祖おしどり夫婦長門裕之さんが一昨年、南田洋子さんの後を追うかのように亡くなり、夫婦というものを考えさせられた。日活黄金期、スターカップルが多かった。長門・南田が最初で、石原裕次郎と北原三枝、小高雄二と清水まゆみ、藤竜也と芦川いづみ、と続く。1960年のこの日、石原裕次郎と北原三枝が結婚式を挙げた。
戦前・戦後に活躍した女流作家も最近は書店の書棚にもなく、文庫本化されることもない。かつて公共図書館に所蔵されていたが、書庫スペースの関係で廃棄された本も多い。青空文庫で読めるのだろうか。由起しげ子は1902年のこの日、生れた。
再会 堤千代(1917-1955) 昭和16年
花蔭 矢田津世子(1907-1944) 昭和14年
雨だれの記 野澤富美子(1921- ) 昭和17年
女の歴史 保高みさ子(1914-2010) 昭和25年
警視総監の笑ひ、本の話 由起しげ子 昭和26年
コクリコ夫人 由起しげ子(1900-1969) 昭和27年
「雨だれの記」「再会」は国立国会図書館で検索したがヒットせず
大物といわれる歌手はだいたいデビュー数年でヒットを飛ばし、10年後にさらに大ヒットを出すパターンが多い。布施明は「霧の摩周湖」(1966)から「シクラメンのかほり」(1975)まで9年。千昌夫は「星影のワルツ」(1968)から「北国の春」(1977)まで9年、都はるみは「アンコ椿は恋の花」(1964)から「北の宿から」(1976)まで12年。吉幾三は「俺ら東京さ行ぐだ」(1977)から「雪国」(1986)まで9年。石川さゆり「津軽海峡冬景色」(1977)から「天城越え」(1986)まで9年。女優部門では、松嶋菜々子「ひまわり」(1996)から「家政婦のミタ」(2011)まで15年。男優では藤田まことが「てなもんや3度笠」(62)「必殺仕置人」(73)「はぐれ刑事純情派」(88)と3度シリーズをヒットさせた。視聴率の取れるスターといえば水谷豊。「傷だらけの天使」(74)から「熱中時代」(78)「相棒」(2000)までシリーズを必ずヒットさせている。
先日発表された紅白歌合戦の選考が若者偏重との批判の声がある。成る程お年寄りには馴染みのない歌手が半数以上を占める。初出場きゃりーぱみゅはみゅ、ももいろクローバーZが今後とも継続して歌い続けるか疑問であろう。かなり泡沫的な音楽祭という感じがしないでもない。2005年に「スキウタ 紅白みんなでアンケート」として視聴者からアンケートを取ったものの、新旧のヒット曲がばらばらに出たが、歌番組の構成に反映させることはできなかった。他局の歌番組はもっと露骨で音楽業界のイチオシが出演している。読売「ベストヒット歌謡祭2012」ベストヒットといっても記憶にのこるヒット曲はない。EXILE、いきものがかり、AKBとグループが全盛で、コブクロと絢香が復帰、新人は家入レオくらい。とにかく話題の少ない歌謡界だった。浜崎あゆみ、安室奈美恵、宇多田ヒカルなど歌姫の活動もあまりみられなかった。5日のFNS歌謡祭の目玉が華原朋美の復活というのもさびしい。
いま公開中の「マリー・アントワネットに別れをつげて」。マリの読書係の女性シドニー(レア・セドウ)が替え玉になる。有吉佐和子の「和宮様御留」みたいだ。キルスティン・ダンストの「マリー・アントワネット」(2006)をみても皇女和宮を思い出した。「マリー・アントワネットの首飾り」(2001)は有名な首飾り事件を描いている。古くはノーマ・シアラーとタイロン・パワーの「マリー・アントワネットの生涯」(1938)がある。本国のフランス映画には無数にあるだろう。池田理代子の「ベルサイユのばら」も宝塚歌劇で大ヒットした。深田恭子はロリータ・ファッションで目覚め、「私はマリー・アントワネットの生まれ変わり」と自負している。奇しくも2人は誕生日が同じ。百貨店などの「マリー・アントワネット展」もはずれがない。君主制、貴族制が滅びる瞬間に咲いた花なのだろうか。(Marie Antoinette)
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