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女優の井上雪子が19日、老衰のため亡くなられた。97歳だった。小津安二郎の「美人哀愁」(1931)のヒロイン芳江役に抜擢され、翌年の「春は御婦人から」でも主演級で、活動歴は7年と短いが戦前松竹の看板女優。日本初のトーキー映画「マダムと女房」にも端役で出演している。森光子が「なりひら小僧 春霞八百八町」(1935)でデビューする翌年には井上は引退している。
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