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2012年11月15日 (木)

ヘディングのリスク

Tky201208100216   米国ニューヨーク市ブロンクスにあるアルバート・アインシュタイン医科大学のミッシェル・リプトン博士らの研究によると、サッカー選手が1年に行うヘディングが、ある一定以上の回数を超えて脳に衝撃を与えた場合、外傷性脳損傷と同様の大脳白質の異常が発生するリスクがあると発表した。そして脳画像を詳しく解析した結果、ヘディング回数1320回以上のグループに脳震盪や外傷性脳損傷患者と同様の変化が観察された。つまりへディングによって脳の損傷と認知能力の低下の危険が増す。博士は、サッカー選手は世界で2億5千万人以上が存在しており、またサッカーをする子どもたちが多いことから、脳の健康を考えた場合、できるだけヘディングの回数は減らすべきだとしている。(Michael Lipton)

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