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2012年11月 7日 (水)

マティスとクロス

   20世紀の最も偉大な画家の一人であるアンリ・マティス(1869-1954)の生涯において、重要な出来事のひとつは、1904年サントロペで夏の休暇を過ごした際、近くの別荘にきていた新印象派の大家、ポール・シニャック(1863-1935)とアンリ・エドモン・クロス(1856-1910)に出会ったことである。彼らに影響されて、マティスのパレットは一段と明るく鮮やかになった。翌年の夏はコリウールに滞在し、そこで初めてフォーヴィスム風の作品が生れた。シニャックに比べ、クロスの名前はそれほど知られていないが、マティスの明るい純粋色を用いた色彩感覚はクロスから深い影響を受けている。クロスはスーラの新印象派とフォーヴィスムとの架け橋となったのである。(Henri Matisse,Henri Edmond Cross)

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 クロス「森」(あるいは森の中の裸婦)1906年 サントロペのラノンシアード美術館

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